中学生の英語が“やばい”と焦る親に伝えたい。まず始めたい“英語習慣”の作り方

「最近、英語のテストがやばい…」
「be動詞の意味も怪しいし、単語もほとんど書けない」

そんなお子さんの様子に、親として焦りや不安を感じること、ありますよね。

でも実は、それ“今が見直すチャンス”かもしれません。

中学生の英語が“やばい”状態になりやすい3つの落とし穴

① 最初から詰め込みすぎて、英語嫌いになっている

文法・単語・長文を一気にやろうとすると、「分からない」が続いてやる気が失われがちです。

最初に“英語ってムズいしツマラナイ”と感じてしまうと、後々まで響いてしまいます。

② 学校の英語が退屈すぎて、身に入らない

教科書の例文が「生活とかけ離れている」「使わない表現ばかり」と感じると、英語が自分ごとにならず、聞き流されがちです。

③ 「聞く」「読む」の練習が圧倒的に足りない

書いて覚える、テストで点を取る。そのスタイルだけでは英語が“使える知識”には育ちません。

でも「耳」と「目」から日常的にふれるだけで、グッと土台が整っていきます。

中学生の英語が“やばい”と焦る前に親ができるサポート

お子さんが英語に苦手意識を持っているとき、親として「何をしてあげたらいいのか分からない」と戸惑いますよね。

でも、難しいことは必要ありません。

次のような“ちょっとしたサポート”が、英語との距離を近づけてくれます。

親ができる3つのやさしいサポート

1. 「意味は分からなくてもOK」と伝える

最初は完璧じゃなくて当たり前。「まずは聞いてみよう」「単語ひとつ分かれば大成功だね」など、成功体験を言語化してあげることがとても大事です。

2. 「日常の中で英語にふれる時間」をつくる

長時間の勉強よりも、毎日10分のふれあいの方が効果的。

英語の音声を聞いたり、短い文章を一緒に読んだりするだけで、耳と目がだんだん慣れていきます。

3. 学校以外の“やさしい教材”を取り入れる

教科書や問題集だけでは、「苦手意識」が強くなりがち。

短くて身近な話題の教材を取り入れることで、「読めた！」「分かるかも」の経験を少しずつ増やしていけます。

家庭で取り入れやすい“英語習慣”のヒント

● 1日1フレーズの「英語ことばメモ」

お子さんが「これ覚えたい」と思った単語やフレーズを、1日1つメモして壁や机の前に貼っておく方法。

自然に目に入り、繰り返し見返すことで、ゆるやかに定着していきます。

＼おすすめサポート／
「今日の英語、何にする？」と親子で選ぶ時間をつくってみるのも◎

● 英語音声を“ながら”で聴ける時間をつくる

英語が苦手な子でも、まずは“聞くこと”に慣れるだけで大きな進歩。

特に朝の支度中、寝る前、勉強の前後などに短時間でも音声を流しておくだけで、耳が英語に慣れていきます。

ここで取り入れやすいのが、「聞き流し系の英語アプリ」や「音声つき教材」です。

中学生にも使いやすい！人気の聞き流し教材・アプリ

■【NHKゴガクアプリ（ラジオ英会話）】

中学生向けの英語番組が無料で聞けて、音声速度も選べるため、自分のペースで続けやすいのが魅力。

「基礎英語」シリーズは、英語の苦手克服に役立ったという声も多いです。

■【Duolingo（デュオリンゴ）】

ゲーム感覚で単語・リスニング・発音が学べる人気アプリ。

5分単位で学べるため、英語が苦手な子にも取り入れやすく、「英語に触れること」へのハードルが下がります。

■【「英語の友」アプリ（旺文社公式）】

英検対策で有名な旺文社が出している公式アプリ。

英検3級のリスニング問題などを、スキマ時間に繰り返し聞くことで、自然と耳が育ちます。

「参考書とセットで使いたい」と考える親御さんにもおすすめです。

ちょっと余裕が出てきたら“英語耳”を育てる音声付き教材も

もし、「少しずつ英語に前向きになってきたな」と感じたら、音声つきの“やさしい英語記事”を生活の中に取り入れてみるのもおすすめです。

英語の音やリズムにふれながら、「これなら読めるかも」「ニュースってちょっと面白い」といった小さな気づきが、お子さんのモチベーションにつながります。

そんなときに選択肢のひとつになるのが、The Japan Times Alpha J です。

✅中学生向けの「やさしい英語」

✅1記事1～2分で読めて内容も身近

✅日本語解説＆音声つきで、親子で一緒に読みやすい

「いきなり英字新聞なんて無理…」と感じる方も多いかもしれませんが、The Japan Times Alpha J は“はじめての英語習慣”にこそ使えるやさしさがあります。

⇒The Japan Times Alpha J の内容を見てみる

“聞こえる・読める”の小さな成功体験が未来につながる

英語が“やばい”と感じている今だからこそ、無理に詰め込まず、「わかるかも」「聞こえた！」という小さな成功体験を積み上げることがなにより大切です。

家庭で英語を“特別な勉強”にせず、音やフレーズが自然に耳に入る環境を作ることが、苦手を克服する第一歩になります。