赤ちゃんが急にビクッと手足を広げて泣き出す…そんな経験、ありませんか?
それは「モロー反射」と呼ばれる新生児特有の反応。生後3〜4ヶ月頃まで続くこの反射は、赤ちゃんの睡眠を妨げる原因にもなります。
多くのママ・パパが「おくるみ」で対策していますが、実はそれ以外にも効果的なアイテムがあるんです。
今回は「スワドル」「タオル」「ユニースリープ(赤ちゃん枕)」を使ったモロー反射対策をご紹介します。
そもそもモロー反射ってなに?

モロー反射とは、新生児が音や光、急な動きなどの刺激に反応して、両腕を広げて驚いたような動きを見せる原始反射のひとつです。
まるで「落ちる!」と感じたかのように、手足をビクッと動かし、泣き出してしまうこともあります。
これは赤ちゃんの神経系がまだ未熟で、外界の刺激に過敏に反応してしまうために起こる自然な現象です。
モロー反射は赤ちゃんが無事に生まれてきたことを確認するための医療チェックにも使われるほど、正常な発達の証でもあります。
いつまで続くの?
モロー反射は生後すぐから始まり、一般的には生後3〜4ヶ月頃に自然と消えていきます。
ただし、赤ちゃんによって個人差があり、生後5〜6ヶ月頃まで残ることもあります。
この時期はちょうど睡眠リズムが整い始めるタイミングでもあるため、モロー反射によって眠りが浅くなったり、夜中に何度も起きてしまうことも。
そのため、モロー反射をやさしく抑えてあげることで、赤ちゃんの睡眠の質がぐっと改善されるケースが多いのです。
放っておくとどうなる?
モロー反射自体は自然に消えるものなので、必ずしも「治す」必要はありません。
ただし、頻繁に起きてしまうと赤ちゃんが十分に眠れず、寝不足によるぐずりや授乳リズムの乱れにつながることも。
ママ・パパにとっても、寝かしつけの負担が大きくなるため、少しでも快適な睡眠環境を整えてあげることが大切です。
おくるみ以外のモロー反射対策

おくるみはモロー反射対策の定番アイテムですが、すべての赤ちゃんに合うわけではありません。
「手足を自由に動かしたい」「巻かれるのが苦手」といった赤ちゃんもいて、使ってみたけど泣いてしまった…という声も少なくありません。
そんなときに試してほしいのが、おくるみ以外のアイテム。
スワドルやタオル、ユニースリープ(赤ちゃん枕)など、赤ちゃんの個性や成長段階に合わせて選べる選択肢があります。
ここでは、それぞれの特徴や使い方、実際のママたちの声を交えながらご紹介していきます。
①スワドル
②タオルで代用する
③ユニースリープ(赤ちゃん枕)
④ホワイトノイズマシンの活用
①スワドル
スワドルは赤ちゃんを包み込む専用の布で、モロー反射による手足の動きをやさしく制限してくれるアイテムです。
最近ではファスナー式やマジックテープ式など、着脱が簡単なタイプも人気です。
スワドルの使い方
スワドルはただ巻くだけではなく、赤ちゃんの快適さと安全性を考えて使うことが大切です。
以下のポイントを押さえて、安心して使ってくださいね。
①赤ちゃんのサイズに合ったものを選ぶ
②手足を自然な姿勢で包み込む
③寝かしつけ前に着せて、安心感を与える
特に夜間の授乳やおむつ替えの際に、着脱が簡単なタイプを選ぶと育児がぐっとラクになりますよ。
実際のママの声
スワドルを使ったママたちからは、嬉しい変化の声がたくさん届いています。
「スワドルを使ったら、初めて3時間連続で寝てくれました!」 「おくるみを嫌がっていたけど、スワドルアップなら手が自由に動かせるので嫌がらなかった」 など、SNSやブログでも高評価の声が多数。
▼おくるみ嫌いでも大丈夫!

②タオルで代用する
おくるみやスワドルが手元にないときは、タオルで代用することも可能です。
身近にあるアイテムで手軽に試せるのが魅力ですが、使い方にはちょっとしたコツがあります。
タオルの使い方
タオルを使う際は、赤ちゃんの肌にやさしく、通気性の良い素材を選ぶことが大切です。
以下のような使い方が効果的です。
✔柔らかく通気性の良い素材を選ぶ
✔赤ちゃんの手足を軽く包むように巻く
✔丸めたタオルを背中に入れて、寝かせる姿勢を安定させる
注意点
タオルを使う場合、安全性や効果を考慮して、以下の点に注意してくださいね。
✔きつく巻きすぎないこと
✔寝返りを始めたら使用を控える
✔窒息や過熱のリスクに注意して、目を離さない
タオルは便利ですが、あくまで一時的な代用として使うのが安心です。
③ユニースリープ(赤ちゃん枕)
スワドルやタオルとは異なるアプローチでモロー反射対策ができるのが「ユニースリープ」。
これは赤ちゃんの頭をやさしく包み込む枕で、安心感を与えながら頭の形も整えてくれる優れものです。
ユニースリープのメリット
ユニースリープは、赤ちゃんの睡眠環境を整えるための枕として、スワドルとは違ったメリットがあります。
✔手足を自由に動かせるので、スワドルが苦手な赤ちゃんにも◎
✔枕のくぼみが頭を安定させ、モロー反射の衝撃を軽減
✔24ヶ月まで使えるので長く活躍
✔頭の形を整えるサポートにもなる(絶壁頭防止)
実際の口コミ
ユニースリープは楽天市場で1,000件を超える口コミと☆4.45を獲得している大人気赤ちゃん枕です。
ユニースリープを使ったママたちからも、好評の声が多数寄せられていますよ。

開発者の方は、ご自分の息子さんがなかなか寝てくれず悩んだ経験から、いつか同じ思いをするお母さんや赤ちゃんの助けになればと思ってユニースリープを開発されたそう!
「スワドルを嫌がる子だったけど、ユニースリープを使ったら安心して眠れるようになった」 「絶壁が気になっていたけど、使い始めてから頭の形が整ってきた気がする」 など、育児ブログやレビューでも高評価。
▼詳しくは ユニースリープの口コミ記事 をチェック!
④ホワイトノイズマシンの活用
おくるみ以外にも、赤ちゃんのモロー反射を和らげる方法として「ホワイトノイズマシン」の使用があります。
ホワイトノイズマシンは、モロー反射そのものを直接防ぐアイテムではありませんが、赤ちゃんの睡眠環境を整えるサポート役として人気です。
赤ちゃんは胎内で常にママの血流や心音などを聞いていたため、静かすぎる環境よりも一定の音がある方が落ち着くことがあります。

ホワイトノイズマシンは赤ちゃんを安心させる働きがあるんです♪
しかも、スマホアプリと違って、ホワイトノイズマシンならスマホを占領しません。
赤ちゃんはスヤスヤ、あなたはスマホでゆったり時間を過ごせます。
ホワイトノイズマシンなら、育児のストレスをちょっとだけ減らしてくれそうですよね♪
ホワイトノイズマシンの使い方
赤ちゃんが眠る環境に、やさしいホワイトノイズを流すことで、外部の刺激を和らげ、モロー反射による目覚めを防ぎます。
✔寝かしつけのタイミングで音を流す
✔赤ちゃんから50cm以上離れた位置に設置する
✔音の種類は「胎内音」「雨音」「波の音」などがおすすめ
✔音量は静かな部屋で心地よく感じる程度に調整する
注意点
ホワイトノイズは便利ですが、使い方を誤ると逆効果になることも。
以下の点に気をつけて使ってくださいね。
✔音量が大きすぎると聴覚に負担がかかる可能性あり
✔長時間の連続使用は避け、必要な時間だけ使う
✔機器の発熱やコードの位置など、安全面も確認する
✔赤ちゃんが音に依存しすぎないよう、徐々に使用時間を減らす工夫も
実際の口コミ
ホワイトノイズマシンを使ったママ・パパたちからは、睡眠の質が改善されたという声が多く寄せられています。
実際に使ってみた方の感想をご紹介します。
「ホワイトノイズを流すようにしたら、夜中にビクッと起きる回数が減りました。寝かしつけもスムーズになって、私もぐっすり眠れるように!」 「最初は半信半疑だったけど、胎内音を流すとすぐにウトウト。効果的でした」
▼胎内音のおかげでぐっすり眠ってくれる

【モロー反射対策】おくるみ以外のおすすめアイテムと選び方まとめ
モロー反射は赤ちゃんの成長に欠かせない自然な反応ですが、睡眠の妨げになることもあります。
おくるみは定番の対策ですが、すべての赤ちゃんに合うわけではありません。
そんなときは、スワドルやタオル、ユニースリープ(赤ちゃん枕)といった「おくるみ以外の選択肢」を試してみることで、赤ちゃんにとってより快適な眠りをサポートできます。
それぞれのアイテムには特徴があり、赤ちゃんの性格や成長段階によって合う・合わないがあります。
大切なのは、「うちの子に合う方法」を見つけてあげること。
少しの工夫で、赤ちゃんもママ・パパもぐっすり眠れる夜が増えるはず。
無理なく、やさしく、赤ちゃんの眠りを支えていけるといいですよね。^^
最後までお読みくださってありがとうございました。
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✔モロー反射は生まれつき備わった「原始反射」のひとつ
✔一般的には生後3〜4ヶ月頃に自然と消えるが、個人差があり5〜6ヶ月頃まで続くことも
【おくるみ以外のモロー反射対策】
①スワドル
②タオルで代用する
③ユニースリープ(赤ちゃん枕)
④ホワイトノイズマシンの活用