英検の一次試験を控えて、「どんな服装で行けばいいの?」「制服のほうがいいのかな?」と悩んでいませんか?
結論からお伝えすると、英検には服装の決まりはなく、私服でも制服でも問題ありません。
服装によって減点されることもないので安心してくださいね。
ただし、受験本番でリラックスして実力を発揮するためには、自分にとって落ち着ける服装を選ぶのが大切です。
このあと、季節ごとのおすすめや、面接時のポイント、S-CBT受験時の注意点などをわかりやすくご紹介していきますね。
英検に着ていく服装は高校生なら制服か私服か?~1次試験~

英検の試験に制服で行くか私服で行くか?悩んだ時のポイントをお伝えしますね。
✔制服でも私服でも、どちらでもOK
✔周りと違うことで緊張してしまいそうなら学校の制服を選んでおくと安心かも
制服でも私服でも、どちらでもOKです。ただし、周りと違うことで緊張してしまいそうな方は、学校の制服を選んでおくと安心かもしれません。
英検は中学生・高校生だけでなく、大人も受験する試験です。
会場ではさまざまな年代の受験者がいますので、全体として服装はばらばらです。
「こうでなきゃいけない」という雰囲気はあまりありません。
英検に服装のルールはあるの?
英検の公式ルールに、服装に関する規定はありません。
また、試験官が服装を理由に減点することもありません。
ただし、英語の試験に集中できるよう、だらしなさすぎる服や、まわりに不快感を与えるようなスタイルは避けるほうが無難です。
控えめで清潔感のある服装が好印象です。
一次試験におすすめの服装(季節別)
一次試験におすすめの服装を季節ごとに紹介しますね。
春・秋は気温差が大きい季節。半袖+薄手のカーディガンなど、重ね着で調整できる服装が便利です。
夏は暑い日でも、会場内は空調が効いていて肌寒く感じることも。冷房対策に羽織ものを一枚持っておくと安心です。
冬は暖房が効いていて暑く感じる会場もあります。分厚いセーターやコートは試験前に脱いで、温度調節がしやすいようにしておきましょう。マフラーや手袋は忘れずにバッグへ。
体温調整のために持っておくと安心なアイテムもありますよ。
✔薄手のカーディガンやパーカー
✔ストールやひざ掛け(女性におすすめ)
✔折りたたみ傘(突然の雨に備えて)
気温や空調は自分でコントロールできない部分だからこそ、調整できる服装やアイテムで備えておくのが安心です。
服装と同じくらい大切なのが「前日をどう過ごすか」
ノー勉でもできる直前対策や、緊張を和らげるヒントをこちらでまとめています。
英検に着ていく服装は高校生なら制服?~面接~

ここからは二次試験(面接)での服装について紹介しますね。
面接でも、制服・私服どちらでも大丈夫です。
ただし、面接は試験官と対面で行われるため、見た目の印象も多少関わってきます。
✔きちんと見える
✔「学生らしい印象」を与えやすい
✔自分らしい服でリラックスできる
✔暖かさや動きやすさを重視できる
私服で行くことを選んだ場合、いくつか気を付けたい点もあります。
✔派手すぎる色やデザイン、大きなロゴ入りの服は避ける
✔靴は音が響かないものが◎(ヒールの高すぎる靴などは避ける)
✔髪型は清潔感重視。顔がはっきり見えるように整える
✔アクセサリーは控えめに。大ぶりなピアスやネックレスはNG
持ち物や身だしなみで注意しておきたい点も紹介しますね。
✔受験票や身分証明書を忘れずに
✔時計は音が鳴らないものを(試験中にスマホ使用不可)
✔ネイルは自然な色に(派手な色は避ける)
✔香水は強すぎないように
英検の試験は時間との勝負です。
時間配分をしっかりするためにも時計は忘れず持っていく方がいいです。
腕時計などを机の上に出して受験する方が多いですよ。
私も毎回そうしていました。^^
英検面接の朝に使える!服装&身だしなみチェックリスト
英検の面接って一次試験とはまた違った緊張があります。
当日の朝、ばたばたしないでいいようにチェックリストを作ってみました。
☑ 清潔感のある服装(制服でも私服でもOK)
☑ 動きやすく、イスに座ったときにシワやだらしなさが出にくい服
☑ ヒールやブーツは避け、歩きやすく音の静かな靴を選ぶ
☑ 髪型は顔がはっきり見えるように整える(前髪や後れ毛に注意)
☑ アクセサリーはシンプルに(大ぶりなものは避ける)
☑ 派手すぎるネイルや香水は控えめに
☑ 受験票・身分証明書などの必要書類を忘れずに
☑ 時計(アラーム音の出ないもの)を持参
☑ 落ち着けるよう、早めの時間に到着する計画を立てる
服装も髪型も、「面接にふさわしいかどうか」よりも、「自分が気にならずに集中できるかどうか」がいちばん大切です。
見た目を整えることで、気持ちも自然と引き締まりますよ◎
面接の服装に加えて、「何を気をつければいいの?」と気になる方はこちらも参考にどうぞ。
英検に着ていく服装は高校生なら制服?~S-CBT形式の試験~

S-CBT(スピーキング・コンピュータベースドテスト)は、1日で4技能をすべて受験する形式です。
この形式では、長時間試験会場に滞在することになるため、「動きやすくて疲れにくい服装」がベスト。
✔温度調節しやすい重ね着がおすすめ
✔静かな環境のため、衣擦れの音が出にくい素材を選ぶ
✔表情や発声がはっきり見えるような服装を
✔清潔感を意識すればOK
S-CBTってどんな雰囲気?服装で気をつけたいこと
最近は、英検を「S-CBT形式」で受ける方も増えてきました。
でも初めての方にとっては、「普通の英検とどう違うの?」「服装って気にしたほうがいいのかな?」と不安になりますよね。
S-CBTは、1日で4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)すべてを受ける形式で、パソコンを使って進めるのが特徴です。
会場は、パソコン教室のような静かな環境で、全体的に落ち着いた雰囲気。大学の教室や試験センターなどで実施されることが多いです。
長時間でも快適に過ごせる服装がポイント
試験は数時間にわたるため、ずっと座っていても疲れにくい服装がおすすめです。
制服でも私服でもOKですが、かたすぎるジャケットや、動きにくい服は避けたほうが無難です。
スピーキング時はマイク装着を考慮して
S-CBTでは、スピーキング試験でヘッドセットをつけて、自分の声を録音します。
このとき、次のような点に気をつけておくと安心です。
✔大きなピアスやイヤリングはヘッドセットとぶつかることがある
✔タートルネックなどはマイクと擦れる音が入る場合も
✔前髪や長い髪がマイクにかからないよう、顔まわりはスッキリと
試験に集中できるよう、服装だけでなく髪型にも少し配慮しておくといいですね。
空調対策も忘れずに
会場によっては冷房が強く効いている場合もあります。
体温調節しやすいよう、薄手のカーディガンや羽織ものを持参しておくと安心です。
特に夏場でも油断せず、冷え対策はしておきましょう。
当日の朝に使える!服装チェックリスト
こちらもチェックリストを作ってみました。
☑ 動きやすく、長時間座っていても疲れない服
☑ 空調に対応できる羽織ものやカーディガン
☑ 音が出にくい靴(ヒール・ブーツ音に注意)
☑ 顔まわりがスッキリ見える髪型
☑ ヘッドセットに干渉しないピアス・服の素材
☑ 会場の天気・気温も事前にチェック!
リラックスできる服装は、心の落ち着きにもつながります。
「自分らしく試験に集中する」ための準備として、服装もしっかり整えておきましょう。
英検に着ていく服装は高校生なら制服? 1 次試験・面接の場合も解説

この記事では高校生が英検に着ていく服装について1 次試験と面接の場合について紹介しました。
英検は、服装に正解があるわけではありません。
だからこそ、どんな服を選ぶかは自分次第。
一番大切なのは、受験当日、あなたが自分らしく安心して試験に集中できることです。
そのために、服装も「気にならないように整えておく」ことが、ひとつの準備になります。
当日を落ち着いた気持ちで迎えられるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
応援しています!
英検を控えて、「なんだか不安…」「受かる気がしない」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなときに読んでほしい記事があります。
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。