こんにちは、あおいです。
今日は私が6ヶ月でTOEC865点取った時に使った本やその方法をお話していきたいと思います。
まず、何点から始めて865点を取ったのかなんですが
私が初めて公式問題集を解いたとき、600点ありませんでした。
英語の勉強はしていたつもりだったので、この点数には愕然としました。
そこからTOEICの対策を始めて半年で865点を取ることが出来ました。
これがTOEIC初受験でした。
リーディングにもリスニングにも効く暗唱
私がTOEIC対策で一番効いたと思う練習法は「暗唱」でした。
暗唱とは、聞こえてきた英語を文法、発音、イントネーションを真似て口に出すトレーニングのことです。
この暗唱がどうしてリスニングにもリーディングにも効くのでしょうか?
リスニングに必要なのは
- 音を聞き取る力
- 英文を理解する力
の2つに大きく分けられます。
暗唱では、発音、イントネーション、アクセントまで全て覚えて真似するので、暗唱することでリスニングしたときに聞こえない原因の一つである、リンキングや脱落などのパターンが刷り込まれます。
そして、英文の型、構文、熟語、単語も覚えるので、英語を頭から理解できるようになるんです。
英語を頭から理解できるようになると、リーディングのときにも返り読みをしなくて済むのでスムーズに英文を読むことが出来ます。
暗唱のやり方
暗唱は、聞いた(または見た)英文をインプットして口からアウトプットする。
これ、簡単そうですよね。
でも、やってみると分かるんですが意外と難しいんです。
なので、自分のレベルよりも少し簡単なものから始めると挫折しにくいです。
英文を精読する
まず、準備した英文の分からない単語や文構造を調べます。
これを「精読」といいます。
精読はこれからご紹介する練習方法をする前に必ずして欲しい大事なステップです。
精読なしで進めると効果を実感できません。
私はTOEICの公式問題集を使いました。
暗唱に大切なのは、文構造や単語、熟語をきちんと理解した英文を使うということです。
よくわからない文章を力技で記憶だけで乗り切っても効果は感じにくいです。
なので、必ず精読した英文で暗唱しましょう。
英文を聞いてみる
精読し終えた文章の英文を聞いてみましょう。
発音、イントネーション、アクセントに注意して聞いてみてください。
単語を見ただけでは気付かなかった発音の違いなどがあると思います。
余裕があれば英文を見ながら一緒に発音してみましょう。
Read &Look up
英文の、ちょうど区切りのいいところまで読んで、目線を外して今読んだ英文を口に出して言ってみます。
最初は難しいかもしれないので、ピリオドまでの一文全部でなくても大丈夫です。
自分の言えそうな長さで切って口に出してみてください。
この時に気を付けてほしいのが、頭の中で構文を意識することです。
暗唱することで英文の型や構文を頭に刷り込ませたいので、必ず
「主語がこうきて、動詞がこれ、そしたら目的語には・・・」
と英文の構文を必ず意識してやってみてください。
そうすることで、他の英文で暗唱するときにもだんだんと楽にできるようになっていきます。
構文を意識するということは英文の意味も意識するということです。
最初は全然できなくても大丈夫です!
この練習は本当になかなか頭を使うので、ゆっくりじっくりやっていきましょう。
慣れていけば、必ずできるようになりますよ!
暗唱してみる
細かな区切りでRead & Look upをしたら、かなり英文が頭に入ってるんではないでしょうか。
次は、一文全部暗唱してみましょう。
完璧でなくても大丈夫です。
そんなにすぐにできるようになる人はいません。
少しずつつまずきながら練習していきましょう。
大体1つの英文に対して10回くらいは練習して欲しいです。
だいたい10回練習すると頭にも入って飽きてくると思うんですよね。
飽きたら構わず次に進みましょう。
そしてまた忘れた頃に同じ英文に戻ってきて何度も練習すれば大丈夫です。
シャドーイングしてみる
余裕があれば暗唱のあとにシャドーイングもしてみましょう。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を影のように後からついて発音することです。
このとき、英文は見ません。
仕上げとして5回ほどやってみましょう。
最後に
暗唱何度も何度も練習するのは大変だし嫌ですよね?
分かります。。
でも地道な努力こそが英語力を上げてくれる唯一の秘訣です。
他の人が脱落していくようなところを踏ん張ることで次のステージに上がれます。
辛ければ休憩を挟んで構いません。
少しずつでいいので毎日練習することだけはやめないで続けてほしいと思います。
私の中で暗唱はインプットとアウトプットが同時にできる優れた練習法だと思っています。
インプットした英文を暗唱でアウトプットするには、英文の意味、構文、発音が頭に入っていないとできません。
この練習でスピーキングにも効果が期待できます。
とても大変な練習ですが、この練習を積み重ねると実際に英文を聞く時、読む時に英文を頭から理解できるようになります。
自分の思い描く英語のステージに上がるために、すこし頑張って練習してみてください。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!