こんにちは、あおいです。
英検一級の単語って難しいですよね。
私も最初に単語帳を買ったとき、
「こんなの全部覚えられるのか・・・」
とすごく不安になったことを覚えています。
今回はそんな私でも覚えられた英検一級単語の覚え方についてお話しようと思います。
英検一級合格に必要な単語数は、約10,000~15,000語といわれています。
英検一級の単語帳で有名なパス単も500ページほどの分量なのでなかなかですよね。
くじけそうになる気持ちわかります。
でも、やる前から諦めないでくださいね。
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。
英検一級合格に必要な単語帳はパス単の一択
私が英検一級合格のために買った単語帳は「でる順パス単 英検一級」のみです。
英検受験者の中ではもう有名な旺文社から出版されていて、これで試験の単語は大体カバーできるのでこれ一冊を使いこなしました。
色々な参考書が出ているので目移りする気持ちはとてもよく分かりますが、どんな参考書でもその一冊を使いこなす。
これが一番大事です。ボロボロになるまで使い込みましょう。
単語を覚える前に覚えておきたい大事なこと
まず、単語を覚えるにあたって
忘れて当たり前
という前提を受け入れましょう。
一気にこれだけの数の単語を覚えられたら苦労しません。
単語は忘れた分だけ記憶に残って忘れにくくなります。
単語を見て「この単語の意味何だっけ?」と思うと、何とか意味を思い出そうとしますよね?
それを何度も繰り返すことで脳が「これは大事な情報なんだ」と感じてくれて短期記憶から長期記憶に移そうとしてくれます。
なので、忘れても気にせず毎日コツコツ続けることが大事です。
パス単を使った単語の覚え方
50個から100個を1セクションとする
一番最初のページから単語をざっと見てみて、知ってる単語が1ページに3~4割くらいあれば100個を1セクションと区切っていくといいです。
もし、1ページあたりそんなに知ってる単語がない、という場合は50個を1セクションとします。
知らない単語ばかりを見続けるのは苦痛ですし、やる気の低下につながっては元も子もないので、無理せず行きましょう。
STEP 1 50個、もしくは100個の単語の意味を確認する
付属の赤シートで隠しながら単語の意味を順番に確認していきます。
このとき、分からない単語には印をつけていってください。
考えればわかるけど、という少し不安要素のある単語も分からない認定です。印をつけていきましょう。
STEP 2 分からなかった単語の意味を確認する
次に分からなかった単語のみを復習していきます。
さっき印をつけた単語のみですね。
STEP 3 ひたすら繰り返す
まずは最初に区切った50個、もしくは100個の単語のみを繰り返します。
8割ほど覚えたと思ったら次のセクションに進んでOKです。
この後、何度も繰り返すので覚えられなかった単語があってもひとまず大丈夫です。
そんなにすぐ覚えられるものではないので気にしないでくださいね。
気楽にいきましょう。
次のセクションを決める時もやはり、ざっと目を通して知ってる単語が1ページに3~4割くらいあれば100個を1セクションと区切っていきましょう。
また、2週目くらいになったら例文にも目を通して、どういった使われ方をしているか、単語のニュアンスもつかめるようにしていくと記憶にも残りやすくなります。
単語を覚える時の注意点
1セクションを一度の勉強で何回往復するかは、それぞれかけられる時間も違うと思うので、特に決めなくてもいいですが、できれば、午前中に一回、午後に一回は見てほしいところです。
私はいつも午前に一回、余裕のある時は昼にも一回、最後の締めで夕方に一回やるようにしていました。
見る回数が多ければ多いほど記憶にも残りやすく、完全に忘れる前にもう一度頭に入れておくというのは記憶の定着に繋がりやすいです。
そして、次のセクションにいくとき、必ず前のセクションに目を通してから進むようにして下さい。
初日に1個~50個を覚えたとします。
翌日は51個目から覚えるのではなく、必ず前日の1個目から復習を兼ねて確認してからその流れで51個目に進んでください。
私は3日目以降も1個目の単語から目を通してからその日のセクションに進むようにしていました。
「そうなると日が進むにつれてやる量が増えるじゃないか!」
そうなんです。
え、地獄なんですけど、、と思いますよね?
でも大丈夫です。
回数を重ねれば重ねるほど確認作業は早くできるようになっていきます。
不思議ですよね。
でも想像してみてください。
雑草のたくさん生えたところを進んでいこうと思うと、最初はとてつもなく大変です。
でも同じ道をもう1度通るとさっき自分が踏みしめて進んだ分、少し道が出来上がっていて最初ほど辛くなく前に進めます。2度目に通るとき、3度目に通るときはもうあなたが作った「道」が出来上がっているのでスイスイ進めます。
繰り返し学習でも同じことが起こります。
何度も繰り返すことで処理能力が上がって早く終わらせれるようになります。
しんどいのは最初だけです。
どうかここを踏ん張って乗り越えてください。
- 忘れて当たり前という前提を受け入れよう
- しんどいのは最初だけ!
- できれば、朝、昼、晩、に一回ずつやる
- 次のセクションに進む時は必ず前回の復習をしてから
どうしても覚えられない単語があるとき
パス単に収録されている単語数は熟語も入れると2400語です。
それだけあればどうしても覚えられない単語が出てくると思います。
そんなときは、その単語の語源を調べてみるのも1つの方法です。語源を知ることでその単語への情報量が増えて記憶に残りやすくなったりします。
インターネットでその単語を検索ボックスに入れて画像で検索するのも有効です。
画像のおかげで単語のイメージが沸くので、そのイメージで単語を覚えやすくなります。
単語の羅列をなんとなく覚えてしまっていて、本当に覚えられてるか不安な場合は、後ろのページから復習してみたり、1ページ飛ばしで復習したりしてみてください。
色々な角度から脳を刺激することで記憶に残りやすくなります。
単語の勉強に不安をかかえているあなたへ
英検1級の単語は難しいものが多いです。
どうしても覚えられない単語がたくさん出てきたり、単語帳を眺めているだけで覚えられているのか不安になることも出てくると思います。
分かります。
私も同じ道を通りました。
そして、受験をしたときに単語を100パーセント完全に覚えていたかというとそんな事はありませんでした。
もちろん、100パーセント覚えられるならそれに越したことはありません。
でも、それで心がしんどい思いをしてしまったり、勉強が嫌になってしまうなら、気持ちを切り替えて「合格点とれるくらいでもいいや」と考えるのもいいと思いませんか?
英検一級に受かったとしてもそこはゴールではありません。
英語学習の道はまだまだ続くのでその過程でまた覚えていけばいいんです。
語学学習は継続が大事なので、気楽になる気持ちも忘れずに頑張っていきましょうね。
さいごに
時々、英検1級単語は
「ネイティブも知らない単語ばかりだ」
とか、
「あまり使わない単語ばかりだ」
など聞きますが、そんな事は決してありません。
私は長らく英字新聞を購読していますが、英検1級で覚えた単語によく出会います。
洋画なんか見ていても普通に使われていたりして驚いたこともあります。
英単語はライティングにしてもリーディングにしても、すべての基礎となる大事な部分です。
知っている単語の数が増えるだけで読める英語が増えるなんて素敵じゃないですか?
あなたがこれから頑張ること、これまで頑張ってきたことは必ず力になりますし力になっています。
語学の習得にはどうしても長い時間が必要になります。
どうか途中で心折れずに気長に頑張ってほしいと思います。
あなたのその頑張りの先に必ずあなたのなりたい自分が待っています。
どうか私の経験があなたの合格のお役に立てますように。
最後までお読みくださってありがとうございました。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!
諦めなければ必ずできますよ。