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【英語リーディングの極意】 英検1級合格のための長文の読み方が学べる1冊

英語リーディングの極意

こんにちは、あおいです。

語彙や文法を頑張って覚えたけど長文読解力がなかなか伸びない。

英検1級の長文はアカデミックで馴染みのないものも多いので、うまく読み進められずイライラしてしまう人も多いかもしれません。

「語彙も覚えたし文法の基礎も固めたのに長文が読めない。」

という悩みはあなただけではないです。

一般的によく見かける問題集は単語や構文の説明、日本語訳が載っているくらいですよね。

日本語と英語は文の仕組みが違うので、そういった説明だけでは英文を正しく読み取るには不十分なんです。

語彙や文法の学習を終えたあなたが次に学ぶべきは長文を読むときの「頭の働かせ方」です。

どういうことかというと、英文を読むときに単語や文法だけを追って視野の狭い読み方をするのではなくて、全体の流れを意識しながら読み進めていくことが大事ということです。

これができるようになれば英検1級の長文だけでなくどんな長文も読み進めやすくなります。

その読み方を教えてくれるのが「英語リーディングの極意 10の原則で読み解く」です。

今回は「英語リーディングの極意 10の原則で読み解く」がどういった内容の本なのか詳しくお話していきたいと思います。

あおい

参考書選びに失敗せんようにできるだけ詳しく説明していくで~♪

筆者プロフィール

Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。

結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。

育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。

現在、英検一級合格。

TOEIC905点。

→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。

「英語リーディングの極意」の概要

表紙
概要

書籍名:英語リーディングの極意 10の原則で読み解く

著者:中西恵人

出版社:開拓社

値段:1800円+税

対象者:TOEIC700~950点くらい

中級者・上級者向けの本で、ハイレベルな長文を読みこなすための技術について書かれています。

掲載されている英文はすべて英検準1級~1級を中心として実際に出された長文を使用していて、そのうちの13題をピックアップして解説してあります。

準1級の問題から1級の長文まで徐々に進んでいくので、長文が苦手な人でも読み進めやすい構成になっています。

あおい

最初は2級の問題やから気軽に読み始められるで。

内容

英語の長文を読む時に必要な技術が10の原則としてまとめて書かれてあります。

例えば、

英語では言いたいことが先にきて、その後に理由、説明、具体例などが続くので、キーワードとなる語句(ディスコマーカー)を見つけることでその後の話の展開を先読みしてしまおうというものです。

後の展開が予測できる語句を意識して読み進めることで、読解が楽になり文章の流れをつかめるようになります。

長文をスラスラと読む人の頭の中を覗いているような感覚で、そういった人たちが長文を読むときにどの部分に注目しているのかということが分かるようになります。

これまでにそういった事を意識せずに読んできた人には目からうろこな情報が満載です。

長文をやみくもにたくさん読むよりも、こうした技術を身につけたうえで多読する方が確実に力がつきます。

あおい

日本語やと自然にやってることなんやけど、英語になると出来ひんかったりするからきちんと学ぶのは大事。

特徴

まず英文と問題が掲載されていて、そのあと1パラグラフごとに詳しい解説が載っています。

パラグラフごとの解説では、和訳とこの後の話がどう展開していくか、どこを見ればそれが分かるのかが詳しく説明されています。

順を追って解説してくれるので読み落としがなく、一つずつ理解しながら進められます。

文章の流れを読み取るための参考書のため文法の解説はほとんどありません。

ですが、文法的にすごく難しいものが使われているわけではないので英検1級を目指す人ならそのあたりは全く問題ないと思います。

むしろ、時制や定冠詞に意識を向ける大切さなど、上級者でも見落としがちなポイントをおさえて解説してくれているので他の文法書では学べないことを学べるのが大きな特徴です。

ちなみに厚さはこんな感じです。

厚さ

そんなに分厚い訳ではないので持ち運ぼうと思えばできるくらいの厚さです。

「英語リーディングの極意」のメリット

まる

私が実際に使って良かったなと思う点です。

メリット
  • 英文を正しく理解する方法が分かる
  • 実践的である
  • 解説が分かりやすい
  • リスニングにも効く

英文を正しく理解する方法が分かる

いくら語彙や文法書で知識を固めても、全体の流れを読み取ることができなければ正しい理解をしたとは言いにくいです。

実際、私もこの参考書を使うまでは

読めているはずなのにしっくりこない。

全体として結局何が言いたかったのか分からない。

ということが多かったです。

でも、この参考書で学習してからは

読みながらどういったところに意識を向ければいいか

どういうことを注意しながら読めばいいか

が分かるようになるので、ずいぶん英文が読みやすくなりました。

日本語では自然とできている推測力をこの参考書で英語でも応用できるようになったという感じです。

実践的である

掲載されている文章は全て実際に英検で出題されたものなので実践的です。

しかも、出題された中でも学習効果が高いと感じたものを厳選して掲載しています。

最終的には本文をほぼ100%理解して読みこなす力を身につけることを目的としているので、ここで学んだことを活かせばTIMEなどのニュース雑誌や論文などを理解するための準備が整います。

掲載されている文章は英検で出題されたものばかりですが、文章を読むときの考え方や頭の働かせ方はどんな文章になっても同じなのですごく実践的で応用が効くなと感じました。

解説が分かりやすい

本書にも「説明は出来るだけ平易になるように心がけました。」と書いてあるだけあって、解説はすごく読みやすいです。

内容は高度ですが中学生でもきちんと内容が理解できるように書かれているので難しさは感じません。

見やすいレイアウトというのも私の中ではポイントが高かったです。

文字の羅列ばかりでは嫌になってしまいますが、この参考書は文字と文字の間のスペースも適度にあってすごく読みやすかったです。

色使いも大事なところだけ赤字になっているくらいでシンプルです。

リスニングにも効く

リーディングと聞くと読むことだけに特化しているように思いますが、リーディンを学ぶことはリスニングにも効果的です。

読んで理解できないものを聞いたら理解できるという人はいないですよね。

まとまった話を理解するためには全体の流れを掴む練習が不可欠です。

「英語リーディングの極意 10の原則で読み解く」では英検1級のリスニングパート2の演習問題も少しですが掲載されています。

この参考書で学ぶ英文を読むときの「頭の働かせ方」を応用できればリスニングのパート2で9割の正解も可能になります。

本書にもこう書かれてあります。

文のつながりを考えながら要点をつかむことで、ほとんどの問題には正解できます。

英語リーディングの極意 10の原則で読み解く より

もちろんリスニングに特化した練習も必要ですが、この参考書で学んだことが根底にあればもっと効率的に点数を伸ばすことができます。

「英語リーディングの極意」のデメリット

バツ

デメリットは考えたんですが1つくらいしか思いつきませんでした。

文法の解説はない

先ほども言いましたが文法の解説はほぼありません。

重要な語句などはきちんと解説されていますが、文法書ではないのでそのあたりの解説は手薄です。

「英語リーディングの極意」はこんな人におすすめ

「英語リーディングの極意 10の原則で読み解く」がおすすめできる人は以下の通りです。

おすすめできる人
  • 文章は読めてるはずなのに選択肢を選ぶと間違えてしまう人
  • 読み終わったときにどういった内容だったか分からない人
  • 英検1級合格したい人
おすすめできない人
  • TOEIC700点未満の人
  • 文法の基礎が固まってない人

「英語リーディングの極意」の評判・口コミ

評価

評判や口コミとまとめてみました。

良い口コミ

全4章からなる英語→日本語の要約練習ができる参考書です。
非常に短い要約からスタートして、最終的には100字を超えるレベルまで演習ができます。
要約が基礎からしっかり練習を積めるので、一通り英文を読む土台を作ったうえでこちらで演習を積んでいくことで英文の内容をうまくまとめる力が身につきます。
英語→英語の要約をやりたい場合でも、まずこちらの参考書で日本語でまとめられる練習をすることで何を読み取ればいいのかの整理がつきやすくなるのでk、この参考書を先にやっておくのがおすすめです。

Amazon

英文要約のやり方が全く分からない方でも、この本を読めば、コツを掴む事が出来ます。
息子にこの本を買って、一回転させた後、赤本を解く前に必ずこの本を読んでから、過去問題を解くように言って、やらせたところ、効果的面で、国立二次の本試験では、要約問題は全て解けたと言っていました。
薄い本ですが、英文要約に必要なテクニックがギュッと詰まっているので、短時間で読み終わります。この本を読んでからから過去問演習をする事で、段々と問題が解けるようになります。

Amazon

分厚すぎる参考書は自分に向いていないので、このくらい薄い要約の本を探していました。書店でもなかなか良いものに巡り会えず、色々調べた結果これに辿り着きました。
(厚さは大体普通サイズのMONO消しゴムの厚さくらい)
内容としては社会的なことが多いのかな、と感じました。
基礎・応用・発展と分かれており、基礎でしっかり要約のポイントが書かれていてわかりやすかったです。解説も単語の意味から考え方まで詳しく載っていて、要約脳(?)に慣れる訓練になりました。

Amazon

良くない口コミ

わたしは英語の資格と言うかレベルについては、TOEICよりも英語検定やTOFLEが本当の実力がわかると思っています。この本では準1級や1級の長文の問題が収められていてその読解法をわかりやすく説明してくれています。やや説明が冗長すぎる点が難点で、わたしは説明を簡潔にして例題を多くしてもらいたいと思いました。

読書メーター

「英語リーディングの極意」で英検1級合格を目指す!

「英語リーディングの極意 10の原則で読み解く」は一般的な文法書では学べないことがたくさん掲載されています。

英文を読むときの頭の働かせ方を学ぶことで英文全体の流れを掴むことができるようになります。

語彙も文法も勉強したのに英文がすっきり読みこなせないと悩んでいる人にはぜひ読んで欲しい一冊です。

最後までお読みくださってありがとうございました。

あなたの英語力アップのお手伝いが出来れば嬉しいです。

これからも一緒に英語学習頑張っていきましょうね!

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