「うちの子にも、そろそろ英語を習わせたほうがいいのかな……」
小学校で英語が教科化され、まわりのご家庭でも塾に通い始めたという話を聞くと、不安になりますよね。
結論から言えば、「英語を話せるようになる」ことが目的なら、選ぶべきは英語塾ではありません。
英語塾は、どちらかというと文法や語彙など“知識としての英語”を学ぶ場所。
入試対策などが目的であれば、英語塾は効果的です。
けれど将来的に「英語を使ってコミュニケーションできるようにしたい」と考えるなら、もっと適した方法があります。
この記事では、小学生に本当に必要な英語環境とその理由について解説していきますね。
小学生に英語塾は必要か?
英語塾では「読む」「書く」力を中心に学びます。
中学や高校に向けた準備には有効ですが、実際に“使える英語”を身につけるためには、十分ではありません。
なぜなら、言葉は「聞く」「話す」ことを通して身につくものだからです。
しかも言語の習得には、ある程度の時間が必要です。
たとえば、英語を話せるようになるには、2,000〜3,000時間ほどの接触時間が必要と言われています。
週に1〜2回の塾通いでは、正直足りないんです。
小学生が英語を身につけるなら「ふれる量」がカギ
小学1年生でも6年生でも、英語習得の土台となるのは「大量のインプット」。
つまり、たくさん聞いて、たくさんマネをすることです。
これはどの年齢でも共通して大切なポイントです。
そのためには、以下の2つの視点が必要です
✔ネイティブや準ネイティブの自然な英語にたくさんふれること
✔楽しく継続できる環境に身を置くこと
英語習得のために小学生に必要なサポートとは?
英語を身につけるには、「自分はできるかも」と感じられる環境がとても重要です。
1. 安心できる環境
間違えても怒られない、からかわれない。
「それでいいんだよ」と認めてもらえる場所があることで、子どもはどんどん自信をつけていきます。
2. 自分のペースで学べること
学年や発達段階によって理解のスピードは異なります。
グループレッスンでは難しい「一人ひとりに合わせた指導」があると安心です。
3. 習慣化できる仕組み
英語を“特別なもの”ではなく“日常の一部”にすること。
これがもっとも自然な学び方です。
小学生が英語にふれるための家庭学習のやり方
習いごとだけに頼らず、家庭でも英語にふれる時間をつくってあげると、吸収力がぐんと高まります。
▷ 英語の絵本を読む
1日1ページからOK。
音読してあげたり、一緒に意味を考えたりすると、親子の会話も増えて楽しい時間になります。
▷ 英語の歌をかけ流す
朝やお風呂の時間に英語の歌を流すだけでも、子どもの耳は英語のリズムに慣れていきます。
ディズニーやCocomelonなどの子ども向けソングがおすすめです。
▷ 英語の動画を一緒に観る
Peppa Pig や Sesame Street など、短くて分かりやすい番組を親子で楽しむと、英語に対する抵抗がなくなっていきます。
▷ ごっこ遊びに英語を取り入れる
「Hello, may I help you? 」など、日常会話のフレーズを使って遊ぶことで、英語が“使える言葉”になっていきます。
こちらの動画は英語も日本語も字幕を付けてくれているのでとても参考になりますよ。
▷ 英語のカレンダーやポスターを貼る
冷蔵庫や部屋に英語表現が見えるだけでも自然とインプットになります。
このポスターだとお部屋のインテリアにも自然に馴染みますよ。
▼目にするだけで “英語がある日常”に

小学生は英語の家庭学習だけで十分?
とはいえ、家庭でできることには限界もあります。
発音のチェックや会話のテンポ、文法的な違和感など、本物のコミュニケーションはやはり実践の場でしか育ちません。
そのとき頼れるのがオンライン英会話です。
オンライン英会話が小学生にぴったりな理由
オンライン英会話は、ただの便利ツールではなく、英語習得にぴったりの方法です。
✅ネイティブ・準ネイティブの英語にたっぷりふれられる
✅マンツーマンで会話の時間がたっぷり確保できる
✅家にいながら安心して受けられる
✅続けやすい価格で、時間の融通もきく
たとえば「小学生向けに特化したカリキュラムがあるオンライン英会話」などは、初心者の子どもでも安心して始めやすく、英語を「楽しい」と感じながら自然に続けられます。
実際に、学研のkiminiオンライン英会話 などはそのひとつで、親子で気軽に始めやすいと感じるご家庭も多いようです。
小学生の英語は「楽しい」がいちばんの近道
英語を勉強として捉えると、続けるのが苦しくなってしまいます。
でも、「楽しい!」「もっと話したい!」と感じられれば、自然と長く続けられるものです。
だからこそ、遊びや習慣の中で「英語っておもしろい」と思える経験を積ませてあげてください。
そして、週に数回のオンライン英会話で「実際に使う」体験を重ねていくことで、英語はしっかり身についていきます。
小学生に英語塾は必要?まとめ
英語を「勉強」として捉えると、どうしても苦手意識が生まれてしまいます。
でも、遊びの中でふれたり、好きな歌や動画から学んだりと、「楽しい!」と感じられる工夫をすることで、自然と英語は身についていきます。
英語塾が合うのは、入試やテスト対策が明確な場合。
でも「英語を話せるようになってほしい」「自信を持ってコミュニケーションできるようになってほしい」と願うなら、日常の中で楽しく英語にふれる時間をつくってあげることが、いちばんの近道です。
家庭でできる工夫もたくさんあります。
親子で一緒に英語の時間を楽しみながら、無理なく少しずつ、英語にふれる環境を整えていきましょう。
長い目で見ればその積み重ねがきっと大きな力になりますよ。
▼こちらの記事はKimini英会話の口コミ・評判をまとめた記事です。大人向けのコースの口コミですが参考になる点もあると思うので良ければ見てみて下さい。
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子どもが2人いる主婦。
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。