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「英検2級、受かる気がしない…」そう思ってるあなたへ。具体的な勉強法も紹介

英検2級受かる気がしない!具体的な勉強法も紹介

「単語が覚えられない」「長文がまったく読めない」「面接なんて何話せばいいの?」

英検2級の勉強をしていると、ふとこんな気持ちが襲ってくることはありませんか?

特に、過去問を解いて点数が思うように取れなかったときや、周りの友達がどんどん合格していくのを見たとき、「ああ、自分には無理かも…」と感じてしまう瞬間があるかもしれません。

でもね、そんな風に思ってしまうのは、あなただけじゃないです。

誰だって「自信がない」「もうムリかも」と思うときがあるし、そこから先に進めるかどうかは、 “気合”じゃなく、 “ちょっとした考え方”と“やり方”の違いだったりします。

このページでは、英検2級の難しさや合格率、受かりにくい人の共通点、そして「受かる気がしない」と感じたときに試してほしい勉強法について、ていねいにお伝えします。

ひとつでも「これ、自分のことだ」と思ったら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

筆者プロフィール

Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。

結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。

育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。

現在、英検一級合格。

TOEIC905点。

→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。

英検2級受かる気がしないのは当然。英検2級のレベルは?

もう無理

まず知っておいてほしいのは、「英検2級って、けっこう難しいよ」という事実です。

英検2級は「高校卒業程度の英語力」が求められる試験。

つまり、単語の量・長文の複雑さ・ライティングや面接の要求レベル…すべてが「高校英語の集大成」といってもいい内容なんです。

だから、たとえば高校1~2年生で受験している場合、対策をせずに合格するのはとても大変。

しっかり準備しても落ちることだってあります。

「落ちた=自分はダメなんだ」と思ってしまう人もいるけど、それは全然違います。

英検はあくまで「そのときの実力を測るもの」であって、今の結果があなたの全てじゃありません。

テストの時期や勉強時間、体調、精神的なコンディションでも点数は大きく変わります。

一度落ちたことにとらわれすぎず、「どうすれば次はもっと良い結果が出るか」に目を向けてみてください。

失敗した分だけ、次は確実に強くなれますよ。

英検2級の合格率ってどれくらい?

考える女の子

英検2級の合格率は、おおよそ一次試験で35〜40%、二次試験では約80%前後と言われています。

つまり、筆記とリスニングの一次試験をクリアできれば、その先の面接ではかなり高い確率で合格できるということです。

こう見ると、「2人に1人以上が落ちる」ようにも感じますよね。でも、だからこそ「受かる気がしない」と感じるのも自然なことなんです。

合格している人たちも、元から英語が得意だったというより、「対策をしっかりした」「自分のペースで積み上げた」人たち。

コツをつかめば、あなたにも同じ未来がちゃんと待っています。

英検2級に受からない人の共通点

じゃあ、どうして「なかなか受からない」という人がいるのでしょう?

実は、いくつかの共通点があります。

① 単語のインプットがあいまい

英検2級では、ニュースやビジネス系の話題も多く出題されます。

そのため、基礎英単語だけでは太刀打ちできないことも。単語帳を1周しただけで終わってしまったり、意味だけでなく発音や使い方を覚えていないと、本番で読解が追いつかなくなります。

② リスニングだけ“なんとなく聞く”練習

リスニングを「ただ聞いているだけ」にしてしまっていませんか?

音が流れてきても意味がわからないまま聞き流していては、力が伸びません。

精聴(ていねいに聞き取ること)とシャドーイング(まねして声に出す練習)を取り入れると、ぐっと効果が出やすくなります。

③ ライティング・面接の対策を後回しにしている

英作文やスピーキングは、苦手意識を持つ人が多く、つい後回しにされがち。

でも、英検2級では配点が高いパートでもあるので、ここをしっかり伸ばすことが、合格への近道だったりします。

④ 勉強の「計画」がない

「今日は何しよう…」と気分で勉強してしまうと、全体像が見えず、やるべきことがバラバラになってしまいます。

英検には試験日があるので、「逆算して計画を立てること」がとても大事です。

「英検2級に受かる気がしない」ときに試してほしい具体的な勉強法

勉強

「受かる気がしない」って思うのは、“やり方が分からない”とか、“頑張っても伸びてる実感がない”ときに起こりがちです。

でも、実は英検2級って「正しい順番で、少しずつ積み上げる」ことで、ちゃんと近づいていける試験。


ここでは、特別な才能がなくても“やればちゃんと伸びる”勉強の進め方を紹介します。

英語の勉強で大事なこと

✅モチベを保つ

✅発音

✅英単語

✅英文法

✅日常に英語を組み込む

一つずつ説明しますね。

まずは「1日10分だけ」から。スモールステップでモチベを保とう

最初に大事なのは、「無理なく、毎日少しだけ続けること」。


いきなり1時間の勉強を始めようとしても、三日坊主になってしまいやすいんですよね。

おすすめは、「1日10分」から始めること。

✅月曜は単語を10個だけ覚える

✅火曜はリスニングを5分だけ聞く

✅水曜は1文だけ英作文を書いてみる

…みたいに、「今日はこれだけやったらOK」というラインを低くすることで、続けやすくなります。


“やれた”という小さな達成感が、自信にもつながっていきますよ。

リスニングや発音が苦手な人へ:音の「違い」に気づくのが大切

英語を聞いてもなんだかモヤッとしか聞こえない…。


それって、あなたの耳や集中力が悪いわけじゃありません。

実は、日本語と英語で“共通している音”って、たったの1割ほどしかないんです。


しかも、脳は「知らない音」を、勝手に“知っている音”に置き換えて聞いてしまうクセがあるんです。

たとえば日本語の「ア」ってひとつの音ですが、英語には「appleのæ」「carのɑ」「cupのʌ」など、5種類の“ア”があるんです。

そのままカタカナで聞き取ろうとすると、そもそも合わないから聞こえにくいんですね。

対策としては、

✅単語を覚えるときに、発音記号も一緒に見る

✅アプリや音声教材で「聞いて→マネする」を繰り返す

「音が違う」と気づけるだけで、リスニングのストレスがぐんと減ります。


「知ってる単語なのに聞こえない」が減ると、自信もついてきますよ。

発音を勉強するのにおすすめの参考書は「英語耳」です。

この本では、「日本語にない音」をどう聞き分けて、どう発音するかが、わかりやすく丁寧に書かれています。


付属の音声CD(またはダウンロード)を使いながら、ネイティブの発音をマネして練習できるので、 “英語の音を聞ける耳”が少しずつ育っていきます。

たとえば、”r”と”l”の違い、”th”の正しい発音、母音のバリエーションなど、英検にも出やすいポイントがしっかりカバーされています。

「ただ聞いてるだけじゃ上達しない」と感じていた人には特におすすめ。


発音とリスニング、どっちも伸ばせる一冊です!

こちらの記事に詳しく書いているので参考にしてみて下さい。

英検2級を目指すなら「英語耳」だけで大丈夫です。^^

英語耳と単語耳どっち

単語は「リズム」と「イメージ」で、自然に記憶に残す

英検2級の合格には、ある程度まとまった語彙力が必要です。


でも、ただひたすら暗記してもすぐ忘れてしまったり、「覚えたはずなのに出てこない…」なんてこともありますよね。

そんなとき意識したいのが、記憶のしくみ

私たちの脳は、新しいことを覚えても時間が経つほどにどんどん忘れてしまうという性質があります。

これは「エビングハウスの忘却曲線」として有名で、たとえば覚えた単語も、次の日には半分以上忘れてしまうことも。

だからこそ大事なのが、タイミングよく“復習”することなんです。

この“忘れるタイミング”に合わせた復習法としておすすめなのが、

「1日20語×5日間 → 週末に2日かけて復習」のリズム学習。

曜日学習内容
月~金毎日20語ずつ新しい単語
土・日月~金でやった単語の復習

こうすると、短期記憶を中期記憶にうつす時間を確保できるので、自然と記憶が定着しやすくなります。

覚え方のコツ①:意味よりも“イメージ”で覚える

単語を「日本語訳だけ」で覚えるのは、実は遠回りになることもあります。

たとえば「apple=リンゴ」と訳して覚えるよりも、赤くて丸いリンゴの映像を思い浮かべて「apple」と覚えるほうが、スッと頭に残りやすいんです。

🍎「apple」→ “赤くて丸いリンゴ”
ではなく
「apple」= 赤いリンゴそのものの映像

これはイメージ記憶といって、視覚とセットで覚えると、より長期記憶になりやすくなるからです。


単語帳を見るときに、スマホで画像検索してみたり、自分のノートにちょっとしたイラストを描いてもOKです。

覚え方のコツ②:例文で覚えると「使える単語」になる

もうひとつおすすめなのが、「例文とセット」で単語を覚えること。

たとえば

“affect”(影響を与える) → “The weather affects my mood.”(天気が気分に影響する)

このように、単語の意味を“文の中で”知っておくと、英文を読むときにもすぐ意味がつかめるし、自分で書くときや話すときにもすぐ使えるようになります。

覚えた単語で短い英文を自分で作ってみたり、日常の中で「この場面でこの単語使えるかも」と考えてみるだけでも効果大です。

覚え方のコツ③:接頭辞で“単語のヒント”をつかもう

知らない単語でも、パーツに注目すると意味が推測できることがあります。


たとえば「接頭辞(単語の頭についているパーツ)」には以下のような意味があります。

接頭辞意味
un-~でないunhappy, unusual
re-再びreview, rewrite
pre-前にpreview, prepare
dis-否定dislike, disagree

英単語は、一気に完璧に覚えるのではなく、忘れて → 思い出して → また忘れて → 思い出して…
というサイクルの中で、少しずつ長期記憶になっていくもの。

焦らなくて大丈夫。


“覚えたことを忘れるのも、勉強のうち”と考えて、気楽に取り組んでくださいね。

③ 文法は「自分だけの文法ノート」で、よく間違える所だけ覚えよう

文法が苦手な人ほど、教科書を一からやろうとしてつまづいてしまいがちです。

そこでおすすめなのは、「自分専用の文法ノート」を作ること。

✅自分が間違えた文法だけを1ページ1テーマでまとめる

✅たとえば「現在完了って何?」とか「助動詞の使い方が分からない」など

「よく間違えるポイント」だけに絞ることで、効率よく理解できるようになります。

また、英文の理解には「5つの文型」を知っておくとかなり役立ちます。

文型構造例文
第1文型主語+動詞I run.
第2文型主語+動詞+補語She is a teacher.
第3文型主語+動詞+目的語I like soccer.
第4文型主語+動詞+人+物He gave me a book.
第5文型主語+動詞+目的語+補語They call me Ken.

この「型」が分かると、長文もリスニングも英作文も、理解がぐっとラクになりますよ。

おすすめの参考書はこちら。

イラストが多くて見やすいし分かりやすいですよ。

④ 長文は「1日1パラグラフ音読」で、 “英文の形”に慣れる

「長文が読めない」「何が書いてあるか分からない…」


そう感じるのは、 “英文に慣れていない”ことが原因のひとつ。

いきなり全文を読むのではなく、1日1パラグラフだけ音読する習慣を作ってみましょう。

✅まずは声に出して読む(音読)

✅わからない単語を調べる

✅もう一度声に出して読む

✅日本語にしてみる(ざっくりでOK)

このプロセスを繰り返すことで、英文のリズムや文型、よく出てくる表現が自然と身についていきます。

⑤ 英作文は「テンプレ+週1回添削」でOK!

英作文が苦手な人でも、「型」を使えばちゃんと書けるようになります。

たとえばこんなテンプレがあります。

テンプレ

I think ○○.
First, ○○ because ~.
Second, ○○ because ~.
So I think ○○.

この型に当てはめれば、書く内容が多少シンプルでも合格点は取れます。

さらにおすすめなのは、「週に1回だけ、自分が書いた英作文を添削してもらう」こと。

✅学校の先生

✅英語塾の先生

✅または、無料のAI添削ツール(ChatGPTなど)

自分では気づかないミスや改善点に気づけて、次に活かしやすくなります。

textbook

⑥ 英語に慣れるには日常に組み込むのがいちばん!

「英検の英文がむずかしい」と感じるのは、そもそも“そういう英文”にあまり触れたことがないから。

おすすめは、中高生向けの英字新聞 や英語ニュースに毎日ふれること。

たとえば、

✅『The Japan Times Alpha J(中高生版)』

✅『NHK WORLD Easy News』

✅『News in Levels(簡単な英語ニュース)』

こうしたサイトや紙面を1日1記事読むだけでも、語彙・文構造・話題の傾向に自然と慣れていきます。


さらに、英作文のネタにもなるので、ライティング対策としてもかなり効果的です!

英字新聞が読み切れなかった

ほかにも簡単に読める洋書なんかもおすすめです。

『ミステリ仕掛けの英単語』は、短いミステリーを楽しみながら英単語が覚えられる、新感覚の単語帳です。

累計320万部を超える人気シリーズ『5分後に意外な結末』から選ばれた44話が英語で収録されていて、まるで“名探偵”になった気分で読み進められます。

物語を追っていくうちに、「この単語ってこういう意味だったんだ!」と推理しながら自然と語彙が身につく仕掛けになっているのが魅力なんです♪

mystery cover

1週間の勉強スケジュール(例)

ここからは一週間の勉強スケジュールを例として出してみますね。

曜日内容
単語20語+長文1パラグラフ音読
リスニング5分+文法ノート見直し
単語20語+ライティング1本(添削依頼)
英字新聞1記事+気になった表現まとめ
単語20語+長文読解(設問あり)
月~金の単語復習+苦手な文法まとめ
リスニングまとめて20分+作文見直し

ポイントは、「完璧じゃなくていい」「できる日だけでも続ける」。


そうやって“やってきた自分”を積み重ねていくことが、合格への一番の近道です。

「英検2級、受かる気がしない…」そう思ってるあなたへ。まとめ

羽が生えたおじさん

「英検2級に受かる気がしない…」って思うのは、それだけ真剣に取り組んでいる証拠です。

テキトーな気持ちじゃ、そんな風に悩みません。

だから、今感じている不安も、焦りも、全部“ちゃんと前に進もうとしている証”なんだって、どうか忘れないでください。

そして、あきらめそうになったときは、少しだけ立ち止まって、今日紹介した方法のどれかを、ゆるく始めてみてください。

一歩ずつ、自分のペースで。

あなたの努力は、いつかちゃんとカタチになります。応援しています!

最後までお読みくださってありがとうございました。

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