こんにちは、あおいです。
英検1級のライティングを勉強しているとき私が一番困ったことは
「理由が3つも思いつかへん!」
「いざ書こうと思っても何をどう書いたらいいか分からへん!!」
ということでした。
元々、英検1級で扱われるアカデミックな内容に関して私は日本語でも考えたことがないという、ゼロ、もしくはマイナスからのスタートだったので(←ダメ人間)参考書を読んで「こういう考え方があるんだ~」という「考え方を知識として取り入れるところ」から始めました。
参考書で色々な考え方やネタを仕入れたあといざ自分で書いてみよう!と思ったんですが、これがまぁ、書けない!
え、さっきまで模範解答ちゃんと読んでたよね?理解してたよね?なんで?(←いや、こっちが聞きたい)
って感じでした。^^;
ですが試行錯誤する中でライティングのときに気を付けるべきポイントとかコツみたいなものが分かってきて、本番では8割を超える点数で合格することができました。
なので、かつての私のように
「ライティングの理由が思いつかんのよ~」
「書き方が良く分からんのよ~」
って人がいたら、きっとお役に立てる記事だと思うので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
あなたのお役に立てることを祈って!ほな、いってみよ!
英検1級ライティングで理由が思いつかないときの対策
まず、英検1級のライティングではトピックに対して限られた時間の中で3つの理由をひねり出さないといけません。
これがなかなか難しく感じると思うんですが、以下のことを考えると意外と3つくらいは簡単に出てきたりします。
✔お金がかからないか
✔時間がかからないか
✔環境に悪くないか
✔健康に悪くないか
✔経済を発展させるか
✔安全か
✔テクノロジー
✔世界平和に役立つか
だいたいこの8つを中心に考えると結構なトピックはこれで理由付けできたりします。
例えば
「石油やガスのような化石燃料への依存をなくせるか」
といったトピックの場合「依存をなくすことはできない」という立場で書くなら
お金と時間とテクノロジーを使って
・代替エネルギーに移行するには時間がかかる
・代替エネルギーに移行するにはお金がかかる
・テクノロジーが進歩しているので石油の採掘が以前より容易になってきている。
とか書けますよね。
もし、賛成意見で「依存をなくすことができる」という立場で書くなら
経済と環境と安全を使って
・代替エネルギーを発展させると経済が活発化する
・二酸化炭素を出さないので環境に優しい
・代替エネルギーは安全である
と書くこともできるんです。
この8つのアイデアを押さえておくと3つくらいの理由なら書けそうな気がしませんか?^^
何度も繰り返したら慣れてきて理由付けも早くできるようになるでっ。
面接にも効果的やから慣れるまではちょっと頑張って!
英検1級ライティングの書き方
次はライティングの書き方ですが、考える手順としてはこんな感じ。
①良いところと悪いところを考える
②賛成か反対かを決める
③型にはめて書いていく
①良いところと悪いところを考える
さっき見た8つのアイデアをもとにそのトピックに対して良いところと悪いところをそれぞれ挙げていきます。
私はだいたい一番最初に「お金・時間・環境」の3つをメインにして良いところと悪いところを挙げていってました。
それでも、最後の1つが見つからんのよ!というときに「テクノロジー、健康、安全」などを考えると3つくらいは絞り出せますよ。
テクノロジーとかは最近よく話題にもなってるから絡ませやすいでっ♪
②賛成か反対かを決める
次に賛成か反対か決めるんですがこれは自分が書きやすい方を選ぶのが一番いいです。
ここでは自分の意見は気にしなくて大丈夫です。
とにかく先に3つの理由が出てきた方を優先的に採用します。
先に理由が3つ出ても書きにくい!と感じたら違う方の意見で3つ出せないか考えてみて下さい。
とにかく自分が書きやすい理由を見つけるのが一番!
英検のライティングは正しい英語が書ければそれでいいので、素晴らしい内容とかご立派な意見は書けなくて大丈夫。^^
③型にはめて書いていく
支持する理由3つ思いついたら今度はそれを型にはめていきます。
ライティングの型はこういう構成で書きます。
1段落目(Introduction) | 導入 |
2段落目(Body1) | 本論1 |
3段落目(Body2) | 本論2 |
4段落目(Body3) | 本論3 |
5段落目(Conclusion) | 結論 |
さっき決めた理由を本論のところにいれていきます。
だいたい各段落2~3文書けばOKです。
文章がうまく書けない場合はたくさんの英文に触れてストックを増やしていくといいですよ。
その方法はこちらの記事に詳しく書いてます。
文字数は200~240字でまとめるように指示されていますが、私は本番で少しオーバーした気がします。でも合格できたので多少の誤差は許されそうです。
念のため、家で練習するときは本番と同じ用紙を印刷して書き込むのが良いと思います。
ここからダウンロードできますよ。
ちなみに、書くときに「このスピードでこの行まで来たらだいたい何分経過」というのも計りながらやると当日時間を気にしすぎなくて済みますよ。
英作文は書けば書くほど上達していくから大丈夫やで。
焦らず頑張ろー!
英検1級ライティングで使える表現やテンプレート
最初の書き出しがスムーズにいくとその後も書きやすいので、テンプレートを決めて覚えておくといいですよ。
序論・本論・結論で使えるテンプレート
序論のところではだいたい、現状とか世論とかを書いた後に自分の意見を書くといいです。
・It is a highly controversial issue whether or not(質問文の内容). Personally, I believe that ~should…
・There have been a lot of discussions and debates about whether or not(質問文の内容). Personally, I believe that ~should…
本論で使うテンプレートとしては冒頭にこういう表現を使うのが一番分かりやすいです。
・First,
・Second
・Third
✔本論1は他にも「The primary reason that~、The main reason that~」なども使えます。
✔本論の2とか3の書き始めは他にも「Furthermore, Moreover, Additionally, In addition」
とかも使えますよ♪
最後の締めくくりは一番典型的なのはこれかなぁと思います。
・In conclusion
・In summary
文字数が足りなさそう!というときは
・For the reason mentioned above
・In the light of the points mentioned above
とかも使えます。
文中で使える表現
いくつか文中で使えるテンプレートも持っておくとスムーズに書けますよ。
例えばこんなん。
・have a variety of harmful impacts on~ (様々な悪影響を及ぼしている)
・these problems are likely to get worse,(こうした問題はさらに悪化する見込みで)
・there are many advantages to ~ing(~する利点は数多くある)
・do more harm than good(有害無益)
・be a higher priority than ~(~よりも優先度が高い)
・have very little influence on~(~にほとんど影響を与えない)
・more needs to be done to ensure that~(~するようにより多くのことがなされるべき)
他にも英語では同じ単語の繰り返しを嫌うので、似たような意味を持つ表現をいくつかストックしておくといいですよ。
・rich people, the rich, rich individuals, rich citizens
・fewer people, decreased population, a lower population
・the older generation, the elderly
・be attributed to, be ascribed to
・poor countries, less developed countries(nations)
英単語の言い換えを調べるならこういうサイトも便利です。
矢印のところに入力すると・・・
こんな感じでいっぱい結果が出てきます。
横っちょにある「Antonyms」をクリックすれば反意語も出てくるし「Discover More」として、policyを使った例文や関連語句なんかもたくさん出てきます。
色んな言い回しができたら文章の表現にも幅がでるでっ♪
英検1級ライティングに英字新聞を活用する
私が英検1級やTOEIC900超えを達成できたのは間違いなく英字新聞のおかげです。
英検1級のライティングは内容がアカデミックですよね。
英字新聞ではそういったアカデミックな内容を最新の情報と共に提供してくれます。
英字新聞を普段から読むようにしているとライティングに使えそうなアイデアをたくさんストックすることができるんですよ!
英単語の使い方も実際に使っている英文を読むことで覚えることができるんです。
実際に使われている英文で覚えるので自然な表現を使えるようになるし、コロケーションも自然と身に付くという大きなメリット付き!
私がおすすめする英字新聞は月1000円ちょっとのコストで読むことができます。
内容はもちろん、購読すると使えるオンラインの講座なんかも充実しまくってるんですよ!
リーディングはもちろんリスニングやスピーキングにも効果があるので英検1級を目指すなら一度は手に取って読んでみてほしい!!
英字新聞いうても堅苦しい記事ばっかりじゃないし、飽きのこない作りやからめっちゃ楽しみながら読める♪
英検1級ライティングにオンライン英会話を活用する
英検1級のライティングが独学ではどうしてもしんどい!というときが出てくるかもしれません。
そういったときはプロを頼ってみるのもいいですよ!
このあいだ私がたまたま体験したオンライン英会話は講師のほとんどが日本人なので英検1級のライティングの添削がお願いできるんです!
日本人の講師に添削をお願いすると、英語での微妙なニュアンスの違いなんかを日本語で教えてもらえるので効率よく学べるんですよね。
講師はTOEIC900超えや英検1級保持者ばかりで、英検1級を受験する多くの生徒さんを指導しているので経験も豊かです。
中には定期的に英検を受験して最新の傾向と対策を熟知している講師もいるそうで!すごっ!
ライティングが難しくて独学では不安だー!という人は一度無料体験受けてみてはどうでしょう。^^
事前にどんなレッスンを受けたいか記入できるので(日本語で大丈夫)限られた時間を有効に使えますよ!
先生も優しくてめっちゃ良かったんよ~!
ぜひあの良さを体験してもらいたいっ!
英検1級のライティングを攻略して合格を目指す!
英検1級のライティングで一番大変なのは「3つの理由探し」だと思います。
✔お金がかからないか
✔時間がかからないか
✔環境に悪くないか
✔健康に悪くないか
✔経済を発展させるか
✔安全か
✔テクノロジー
✔世界平和に役立つか
ライティングの学習がうまくいけば面接の練習にもスムーズに進めるのでしっかり習得しておきたいですよね。
今回紹介した方法で学習を進めたらきっと理由付けが簡単にできるようになりますよ!
ライティングは書けば書くほど上達するのでぜひ今回のことを実践してみてください。
自分の書いた英作文が正しく書けてるのか、文法的な誤りはないかチェックしたいときは英文添削を利用するのもいいですよ。
私が利用したのは英検1級のためではなかったんですが、添削がとても丁寧ですごく勉強になったので英作文に悩んでる人はこういうの使うのもいいかも。
もちろん英検1級レベルの英作文も添削してもらえますよ。
「エッセイ課題添削」っていうサービスを使えばOKです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さいね。
あなたのライティングの学習の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みくださってありがとうございました。
これからも一緒に英語の学習頑張っていきましょうね!
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。