初めて英検１級の受験を決めたとき、
本屋で一人で英検１級の過去問を立ち読みしながら呆然としてしまった。
「全然分からん・・・。」
長文が全く読めない。
そこそこ英語の勉強頑張ってた私にとっては衝撃であり、かなりショックした。
過去の私のように
って悩んでませんか？
英検１級を目指そうと思った人なら一度はこういう経験をしたことあるんじゃないでしょうか。
英検１級の長文はテーマも幅広いし使われる語彙も難しくて読むのも大変ですよね。
でも、英検１級に限らず私が
「これやってたから英検１級に受かったんだろうな。」
と思うものがあるのでそれを今回は紹介したいと思います。
ちなみにこれはTOEICにもすごく有効です。
というか、英語力の底上げが叶うものなので英検１級合格後も利用している人が多いです。
おっと、遅くなりましたが自己紹介させてくださいね。
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC９０５点。
→私が「半年でTOEIC８６５点取った方法」はこちらにまとめています。
では、英検１級の長文対策に何が一番効果的だったかお話しさせてもらいますね。
あなたの英語力アップの参考になることを祈って、ほな行ってみよー。
英検１級の長文対策に一番効果があったもの
それは
「英字新聞」
です。
えー。
勉強法じゃないんかよー。
おすすめの問題集じゃないんかよー。
って声が聞こえてきそう。^^;
そうですよね、英字新聞なんて英検１級に全然関係ない気がしますよね。
でもね、これが一次試験から面接まで、幅広く使える最高の教材なんです。
以下で説明していきますね。
英検１級の長文対策になぜ英字新聞が効果的か
英検１級の長文対策だからって難しい英文ばかり読めばいいかと言えばそうでもないんです。
英語力をつけようと思うと易しい英文と難しい英文とをうまくミックスさせて読むことが英語力向上にはとても大事なんです。
どうしてかというと、難しい英文ばかりだと理解度が60％や70％程度だったりしますよね。
分からない英文を読み続けるのはストレスが溜まるし、きちんと理解できない英語ばかりを大量に読むのは面白くないし続かない。
英語学習で続かないってのは一番の敵です。
英語力を総合的に上げるには「易しい英文」と「難しい英文」を組み合わせることが大事なんです。
でも、易しい英文と難しい英文がミックスされた素材選びって自分ではなかなか大変なんですよね。
そこで役に立つのが英字新聞です。
英字新聞は難しい英文と易しい英文がうまい具合にミックスされてるねん。
私が読んでた英字新聞は英語学習者用のものだったんですが、最初は１紙読み切るのに一週間かかりました。
英語学習者用とはいえ、載ってる記事は国内外のニュースから環境、科学、経済、とアカデミックな内容が多いんです。
よくよく考えると、そういう記事を日本語でも読んでない私が英語で読めるはずもなかったんですよね。^^;
でも毎週届く英字新聞を一生懸命読んでいると、ジャンルが同じ記事では使われる語彙も似ているし同じ単語が何度も出てくることに気付いたんです。
しかも、
「こういう記事のときにはこういう単語が相性がいいんだ」
とか
「この単語にはこういう意味もあるんだ」
というのがたくさん知れて、長文を読むのに大事な語彙の部分もすんなり理解できるようになりました。
たくさんの記事を読むことで語彙や知識が蓄積されていって、段々と長文も読みやすくなっていきました。
英検１級の過去問で長文を読んでも最初の時ほどの絶望感もなくなっていったし、何より長文を読むことに抵抗がなくなっていきました。
これが、洋書だったらここまでの効果はなかったと思うんですよね。
内容がアカデミックで英検１級に出てくる単語もバンバン出てくる英字新聞だったからこそ、この効果を感じられたと思ってます。
英字新聞で英検１級合格を掴み取る！
英検１級の長文が難しく感じる理由の一つに「読み慣れてないこと」があります。
これは「読んで慣れていくしかない」です。
英字新聞を英語学習に取り入れれば日々アカデミックな内容に触れられます。
毎日少しずつ積み重ねればそれが自然と英検１級の長文対策になって合格がぐっと近づきます。
あなたも一緒に始めてみませんか？
- 英検１級単語が頻出
- 英検１級に対応できる幅広いテーマ
- 多読できる
- 合格したあとも英語力を伸ばし続けられる
最後までお読みくださってありがとうございました。
あなたの英検１級合格の力になれれば嬉しいです。
これからも一緒に英語学習がんばっていきましょうね！
英検１級の長文が難し過ぎて全然読めない。