「英検1級合格に向けて過去問もやってる。問題集もやってる。でも、本当にこれだけで合格できるのかな??」
英検1級を目指していたとき試験が近づくにつれ抱くようになった不安。
「これだけじゃ足りない気がする・・・。」
英検1級合格を目指して頑張ってる人なら一度は抱いたことがある疑問のはず。
英検1級は英検の中でも一番難しい試験です。
一筋縄ではいかないことは分かってる。
でも、だからこそ合格のためには何でもやっておきたい!
絶対合格したい!
私も同じ思いでした。
特に英検って受験料も高いから一回で合格したいですよね。
実は私は英検1級の一次試験に一度落ちてるんです。
本当に悔しかった。
今までの努力が無駄だったのかなって真剣に悩んだし落ち込みました。
でも、そのあと無事に合格することができました。
そしてそのときあることに気付いたんです。
試験で100点を取るためには120点を目指せばいいってことに。
100点を目指すのも難しいのにオイオイって思いました?
でも、あるものを普段の勉強に取り入れたらそれはそんなに難しいことではないんです。
それは英字新聞です。
いま、
「英字新聞って難しいんじゃないの?」
「英検1級に直接関係ないから時間の無駄じゃない?」
って思いましたか?
確かに120点を目指すためのものなので最初は難しいと感じることもあるかもしれないです。
英検1級に直接関係ないように思えるのも仕方ないです。
でも考えてみて下さい。
120点目指すってどういうことだと思いますか?
過去問やそれに特化した問題集をやれば、もちろんそこで出題された単語や問題は答えられるようになるかもしれないです。
でも、それ以外の問題が出たら?
違う単語で出題されたら?
それしかやってこなかった人には答えられないですよね。
合格のために120点を目指すなら英語力を総合的に底上げする必要があります。
それを叶えてくれるのが英字新聞なんです。
そして実は英字新聞って英検1級対策にめちゃくちゃ向いてるんですよ。
とは言ってもまだ不安が残るかもしれません。
「忙しいのに続けられるのかな?」
「そんなに時間割けないかも・・・。」
そんな不安がある人でも取り組みやすいものを紹介するので大丈夫ですよ。^^
それを今回あなただけにこっそりお伝えしますね。
興味が出てきた方だけ読み進めて下さい。
ちなみにこれは一次試験だけでなく面接まで使えるほど効果絶大です。
私も面接は一発合格できましたし、英語の先生なんかも英検1級を目指すなら英字新聞を取り入れるように薦めてる方が多いみたいですね。
そうそう、それだけの効果があると気になるのは費用だと思うんですけど、私が紹介する英字新聞は一ヶ月でランチ一回分くらいのお値段です。
参考書や問題集を一冊買うのと変わりませんね。^^
あ、その前に自己紹介させてくださいね。
では、本題に入りましょうか。
英検1級合格に英字新聞を使うべき理由
英検1級に英字新聞が効果的な理由はこの3つ。
- 英検1級単語が頻出
- 英検1級に対応できる幅広いテーマ
- 多読と速読に効く
- 合格後も英語力を伸ばし続けられる
一つずつ見ていきましょ。
英検1級単語が頻出
英字新聞と英検1級って関係なさそうに思えますよね?
「そんなもの読む暇があったら過去問やった方がいい!」
「特化した問題集の方が絶対役に立つはず!」
って声が聞こえてきそう。^^;
でも英字新聞には英検1級単語がバンバン出てくるんですよ。
例えば
✔unprecedented(前例のない)
✔resume(再開する)
✔critical(批判的な)
✔wrap up(~を終える)
etc・・・
まだまだ調べればたくさん出てくるけど、とにかく英検1級単語ってまぁ本当に良く出てくるんですよ。
こういう単語は普段から目にしてないとなかなか覚えにくい・・・。
けど、英字新聞の良いところは単語帳で覚えた英単語が実際に使われた形で出会えるから記憶に定着しやすいっていうことなんです。
単語帳をめくって覚えるのもすごく大事。
だけど、そういう無味乾燥としたものよりも実際に使われている場面を見る方が断然記憶に残りやすいです。
単語を覚えるときってイメージが大事で、場面をイメージしたり映像で覚えようとすると言葉だけよりも単語が覚えやすくなるって言われてるんです。
これをイメージ記憶って言います。
コロケーションや単語の使われ方が分かるのも英字新聞の良いところ♪
英検1級に対応できる幅広いテーマ
英検1級の長文はテーマが幅広いですよね。
それに苦戦してる人も多いはず。
何を隠そう私もその一人でした。^^;
でも、英字新聞はそのあたりもきっちりカバーしています。
英字新聞には国内外のニュースだけじゃなく、科学や技術、環境問題など、英検1級で出題されやすいテーマに関する記事がたくさん載っています。
国内の記事であれば背景も分かっているので英字新聞を読み慣れていない人でもすごく読みやすいです。
海外の記事を読めば世界の動向をチェックすることもできるから英検1級で出題されるエッセイや面接とかで使えるアイデアにバンバン出会えるというメリットも。
自分の見識を広げておけばどんなトピックが来ても対応できる!
英字新聞で取り入れた情報をエッセイなどで使うと英作文の幅が広がるのも大きなメリットやわ♪
多読と速読に効く
英検1級合格を目指すなら「毎日触れる英語量>試験当日に読む英語量」でないとダメです。
そうでないと本番に時間内に読み切るのは厳しい。
だって普段読んでないのに試験当日に大量の英文読み切るのは無理がありますよね。。。^^;
「じゃぁ、たくさん読もう!」って思ったところで英検1級の勉強しながら自分で多読のために、しかもアカデミックな内容のものを探してくるって結構大変だと思いません?
英字新聞を購読すれば全部読み切らなくてもそれなりの分量の英文を日常的に読むことができます。
実はこれが長文対策にとても大事なんです。
どうしてかと言うと読めば読むほど英文に対しての抵抗がなくなるからです。
さらに、英文は読めば読むほど速く読めるようになるとも言われてるんですよ。
速く読めるようにと言ってもいつまでその効果が続くんよ?と思ってしまいますよね。
なんと「70歳になってもたくさん読めばそれだけ速く読めるようになる」という研究結果があるそうなんですよ!すごっ!
私も最初は一紙読むのにすごく時間がかかったけど今では慣れました。
読み続けたら必ず読み慣れてくるから心配はいらんよ~♪
さらに、英字新聞なら「勉強」ではなく「日常の一部」として英語を取り込むことができるのも大きなポイントです。
英字新聞には堅苦しいニュースだけでなくてエッセイのようなものやユニークな話題に記事も載っています。
そういうものを息抜きがてらに読んだら勉強じゃないけど英文を読んでいるから意図せず英語に触れられるんです。
合格後も英語力を伸ばし続けられる
ところで「英検1級合格」はあなたの最終目標ですか?
もし
「ギリギリでもいいから受かればいい」
「合格すれば英語学習は辞めるつもりだ」
というのだったら過去問を解いて「合格するためだけの勉強」を続ければいいと思います。
でも、もしあなたが
「英検1級合格は通過点だ」
「合格しても英語学習を辞めるつもりはない」
というのであれば英字新聞は早い段階から学習に取り入れた方がいいです。
これはもうほんと経験上、断言できます。
英語をコミュニケーションや情報収集のツールとして考えたとき、今から英字新聞を学習に取り入れておけば、いざというときにこのスキルが役に立つんです。
自分が悩んだときとか困ったとき、英語の世界で検索できるとそこにはたくさんのヒントが溢れてて思ってもないような答えが見つかることもあります。
普段から英字新聞で英文を読むことに慣れておけば、こうしたときに「読むスキル」や「情報収集のスキル」がすごく役に立ちます。
英字新聞は英語を学ぶためだけのものじゃない。
自分の視野が広がったら世界が広がるねん♪
英検1級合格目指すなら英語学習者用の英字新聞を選ぼう
英字新聞って難しいイメージがあるかもしれないんですけど、私が購読していたのは「The Japan Times Alpha」という和訳付き、日本語注釈付きの英語学習者用の英字新聞です。
なので、分からない単語が出てきてもいちいち辞書で調べるために手を止めなくていいので、スイスイ読み進められるんですよね。
「英検1級を目指すレベルなんだから日本語注釈や和訳はついてない方が良いんじゃない?」
と思うかもしれないんですけど、本気のネイティブ用の英字新聞はいきなり挑戦するにはハードルが高すぎます。
実際に読んでみると分かるんですけど、ネイティブ用の英字新聞は全ての英文をスムーズに読めるわけでもないのですごくストレスになるんですよね。
大事なのは
✔楽しく続けられること
✔多くの英文に触れられること
✔スキマ時間を利用できること
なんです。
私が購読してたAlphaなら、一つの記事が短いものもあるのでスキマ時間にひとつだけ読むってことが可能なんです。
これまで机に向かって過去問や参考書をやっていた時間が多いと思うんですけど、英字新聞なら手軽にさっと読むことができます。
✔通勤時間中
✔家事の合間
✔トイレの時間
✔寝る前のちょっとした時間
こういうスキマ時間の活用がすごく大事です。
通勤時間に英字新聞読んでると周りからは
「英字新聞読んでる!英語ができる人なんだ。」
っていう羨望のまなざしを受けることができますしね(笑)
英字新聞だと日本国内のニュースも海外のニュースも掲載されているので、
✔国内のニュースだと背景が分かっているので理解しやすいし
✔海外のニュースだとその内容が英検1級で出題されそうな英作文のアイデアやヒントになったりする
ので、色々な英文に触れられてバランスよく勉強することができます。
しかも使われている単語は英検1級でも普通に出てくるものばかり。
英字新聞を読めば語彙の強化と長文の対策が一気に出来ちゃうんです。
それだけでなく、インタビュー記事やコラムなんかもあるので楽しみながら続けられるのも英語学習者にとっては理想的な学習スタイルではないかなと思います。
私の購読していた英字新聞は「英作文コーナー」もあるので英作文の文章の組み立て方の勉強にもなります。
英字新聞を取り入れて英検1級合格を目指そう!
私はこれを購読していたから英検1級に合格できたし、そのあと受けたTOEICでも900点を越えられたと思ってます。
英字新聞のよいところは質の良い英文にたくさん触れられることなんですけど、実はこれ、英検以外でもすごく役立ちます。
英検1級の面接対策とかでオンライン英会話を利用してる人もいるかなと思います。
レッスンの前って少しアイスブレイク的な感じで雑談することが多いですよね。
こういうとき自己紹介やうわべだけの天気の話で終わるのはちょっと寂しいです。
もし英字新聞で得た最新のニュースとかトレンドとかについて話せたら?
ちょっと想像してみて下さい。
天気だけのお話だけじゃなく色々な話題について話ができる自分。
ネイティブと対等に話せてる自分。
「よくそんなことまで知ってるね!」なんてネイティブに感心される自分。
ネイティブとの会話で盛り上がってるのを「すごい!」と思って見てる周りの視線。
これらすべて英字新聞で得た知識を会話で使うことで得られる体験です。
あなたも是非この体験を手に入れて下さいね。
最後までお読みくださってありがとうございました。
あなたの英検1級合格のお役に立てたら嬉しいです。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。