「おぉ、、これはあかん。。。」
最初に英検1級の長文を見たときの私の感想です。^^;
もともと長文は得意ではないのに英検1級の長文のレベルの高さったら!
難しい文字の羅列に蕁麻疹がでそうになりました。
これって英検1級を受験しようと思ってる人なら一度は直面する壁じゃないでしょうか?
長文を制覇できれば気持ち的にも余裕が出てきますよね。
だから何とか長文対策したい・・・。
私もそう思っていました。
そんな私でも試行錯誤しながら勉強することで英検1級に合格することができました。
やみくもに読み続けてもなかなか実力が上がった実感は得られないですよね。
長文が読めない理由は何なのか?
理由が分かれば解決策が見えてきます。
そうなればこっちのもの!
自分の弱点探しの参考にしてくださいね。^^
英検1級の長文が読めない理由
英検1級の長文が読めない理由って色々あります。
✔語彙を知らない
✔文法を理解していない
✔そもそも読み方を知らない
✔背景などを知らない
✔読み慣れてないだけ
語彙を知らない
長文は単語の羅列なので語彙を知らなければ当然長文は読めませんよね。
英検1級に出てくる単語は難しいものも多いです。
英検1級合格に必要な語彙数は10,000~15,000語と言われています。
少なくともこれだけの単語を覚えておく必要があります。
基本的な語彙は覚える必要があるけど英検1級に出てくる単語全て覚えようと思うとなかなか大変!
日本語でも専門的な言葉が出てくる文章ってありますよね。
知らない専門用語があると読みにくい。
でも私たちは他のところから情報を集めて推測して読むことができます。
英文でも同じことをすればいいんです。
そのときに注目するのは「言い換え」です。
英文では同じ単語を何度も言い換えることが多いです。
ネイティブは同じ単語の繰り返しを嫌うので何度も言い換えるんですね。
なので、一つの単語の意味が分からなくても、言い換えた単語の意味がなんとなくでも分かれば意味を推測することができるんです。
その場合、冠詞の「the」に注意しながら読み進めると言い換えに気付きやすくなりますよ。^^
日本人には冠詞の感覚があんまりないから読み飛ばしがちやけど、何を指してるのか意識しながら読むと読みやすくなるでっ。
文法を理解していない
文法力とは英文の構造が理解できるかどうかということです。
英検1級を受験しようと思っているあなたは基礎的な文法力はもうすでに持ってると思います。
でも倒置していたりあんまり見慣れない使い方をしている英文に会うと、そこでぴたっと思考が停止してしまいますよね。
文法はしょせん英文を読むためのルールなので決まりを覚えてしまうのが早いです。
英文法の本で「この一冊を習得できれば読めない英文はない」とまで言われている参考書があります。
私もこの本は何度も読みました。
こちらの記事にまとめているので気になる方は参考にしてみて下さい。
そもそも読み方を知らない
英文を読むときに意外と盲点なのが
「そもそも英文の読み方を知っているか?」
ということです。
私たちは日本語を読むときには自然とこれをやってるんですけど、英語になると単語一つ一つに集中しすぎて全体像が捉えられないってことありませんか?
私はありますよ。^^;
私はいまだに読み慣れない分野の英文だとそうなる場合があります。
この「文脈を読む」っていうのは語彙とか文法と同じくらい大事です。
文脈を読むのにはちょっとしたコツがあります。
このコツを押さえると次に読む英文の内容を推測しながら読めるようになるので英文を読むのがグッと楽になります。
それを分かりやすく解説した本があるので興味がある方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
背景などを知らない
英検1級の出てくる長文って普段あんまり目にしないようなことが題材になってることがありますよね。
ちょっと専門的なことに触れてたり、文化的な背景を知らないから理解しにくい、とか。
背景を知ってる英文はすごく読みやいってのは経験あるんじゃないでしょうか。
日本国内のニュースやったら英語でも理解しやすいやんな。
これを解決するには普段から色んな情報に触れるに限ります。
私は英字新聞を使って情報に触れるようにしてました。
政治・経済はもちろん、最近のニュースを載せているので環境とか宇宙関連のこととか、英検1級で問われそうなトピックもたくさん扱ってます。
英字新聞は読み続けると英語力の底上げができて総合的に英語力上げられるで♪
読み慣れてないだけ
この「読み慣れてない」を克服するには「たくさん読む」しかないです。
そう、いわゆる多読ってやつです。
たくさんの英文に触れれば触れるほどそれだけ英文は読みやすくなっていきます。
免疫ができるっていうんですかね。
読み慣れていくと英語の長文見たときの
「いやぁぁぁ!!!長すぎるっっっ!!!」
っていう感情は次第に薄れていきます。
これの解決策はさっきも紹介した英字新聞になります。
英字新聞を習慣的に読むようにするとそれだけで簡単に多読が叶うんです。
私がおすすめする英字新聞だと一つの記事が短いものが多いからスキマ時間にささっと読めますよ。
こういう積み重ねはバカにできないですからねー。^^
参考記事はこれです。
一紙まるごとのサンプル紙も読めるので興味があれば一度見てみて下さい。
英検1級の長文を制覇して合格へ!
英検1級の長文は決して簡単ではないです。
でも、読めない理由が分かれば解決の糸口も見えてくるはず。
時間がかかるのは当たり前なので焦らなくて大丈夫。^^
一度じっくり向き合って自分が何が弱点なのか見つけてみてください。
それが見つかれば後はそこを補強するだけです。
必ず読めるようになっていきますよ。
最後までお読みくださってありがとうございました。
あなたの英語力アップのお手伝いができれば嬉しいです。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。