※当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

【英検1級】長文が読めない?頭に残らない原因と改善策。

英検1級長文

こんにちは、あおいです。

短い文章なら意味も構造も分かるのに、読み終わった後いつも「結局何が言いたかったの?」ってなっちゃう。

こんなお悩みありませんか?

「読んでいるときは分かったつもりだったのに、いざ問題を解こうとすると頭に内容が残っていない」ということはよくあることです。

確かに英検1級ともなると、使われる語彙は難しいし内容もアカデミックでなかなか内容を理解するのは難しいですよね。

ですが、こういった悩みにはきちんと原因があります。

今回はこういった悩みの原因と改善策をお伝えしていきたいと思います。

それらを改善するために私が学習で使って非常に役に立った参考書についても、最後にリンクを貼っておくので確認してみてくださいね。

あおい

同じ悩みを抱える人には役に立つ記事になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

本記事内容
  • 長文の内容が頭に残らない原因が分かる
  • 改善策が分かる
筆者プロフィール

Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。

結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。

育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。

現在、英検一級合格。

TOEIC905点。

→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。

長文の内容が頭に残らない原因

クエスチョンマーク

長文を読んだときに内容が頭に残らない原因として考えられるのは以下の2つです。

読めない原因

✔ふわっとした解釈になっている

✔文章全体の流れが掴めていない

ふわっとした解釈になっている

これは、「自分では読めていると思っているけど実は正確には読めていない」という現象から起きていることです。

そのため解釈がふわっとしてしまい、読み終わって全体を振り返ったときに

「結局何が言いたかったの?」

ということになっている可能性が高いです。

自分では読めていると思っているのに正確に読めていない原因の一つに、良く知っている単語なのに違う使われ方をしていた場合があります。

例えば

tend to

このtend toの後ろに動詞が来た場合「~しがちである、~する傾向がある」の意味になりますが、後ろに名詞がくると「~に気を配る、~に付き合う、~の世話をする」という意味になります。

単語の意味を一つだけで覚えていると、頭の中で解釈するときに自分の知っている意味で無理やり理解しようとするので少しずつズレが生じてきて最終的に「何が言いたかったんだろう?」となってしまいます。

こういったズレをなくすには、過去問などを解いたときに自分の解釈と和訳の内容が合致していることをしっかり確認しなければいけません。

過去問などは時間に追われて読んでいる場合が多いと思うので、一度時間を計らずゆっくり読んで読めるかどうか確認するのも大事です。

ゆっくり読んで内容をしっかり理解できていれば問題ありません。

あとは、早く読めるように多読や音読などで練習を重ねれば大丈夫です。

もしゆっくり読んでも理解できていなかったということなら語彙や文法を見直します。

どの部分が自分が理解できていなかったのか把握して、そこを読めるように改善していくことを繰り返せば必ず読めるようになります。

あおい

英検1級を目指すほどのあなたならきっと大丈夫!

足りないところを補うつもりで頑張っていきましょう♪

文章全体の流れが掴めていない

「1つの文章を正確に読めているけど全体となると何を伝えたかった文章なのか分からない」という場合は全体の流れが掴めていない可能性があります。

英検1級の文章は語彙も内容も難しいので、一文読むことに必死になって視野が狭くなってしまっていることが原因です。

これはまさに「木を見て森を見ず」の状態になってしまっています。

全体の流れを把握するためには段落と段落が関連していることを念頭に置いて要約しながら読み進める練習が必要です。

英検1級などに出てくるきちんとした長文にはあるパターンが存在します。

基本的には抽象→具体と展開していきます。

そして、各段落にはそれぞれ筆者の主題が含まれています。

それは

一般論→逆説→主張

譲歩→逆説→主張

結論→理由→具体例

etc・・・

と色々な形で表されます。

ある語句を見るだけでその後の展開が予想できる場合もあるので、そういった語句に注意しながら読むのことも大事です。

そういった目印になる語句のことをディスコマーカーと言います。

逆説でよく使われるディスコマーカー
  • However:しかしながら
  • Neverthelessそれにも関わらず
  • on the other hand:一方で

etc・・・

英語では何度も同じ言葉を繰り返すことを嫌うため言い換えも頻繁にされています。

例えば女性の名前が出てきた後に

「その〇〇歳の女性は・・・」

など、新しい情報を付け加えながら違った言い方で表現することも多いです。

たいていの場合、定冠詞に注目することで理解しやすくなるのでそういったことにも意識を向けながら読み進めると混乱することがありません。

あおい

こういったことを見極めるのには慣れもあるので、色々な英文を読むことが大事です。

英検1級リーディング対策

改善策

point

英検1級レベルの長文を読めるようにするための改善策としては以下の2つが挙げられます。

改善策

精読

文章の展開の仕方を学ぶ

復習&音読

✔多読

精読

精読をするときの注意点がいくつかあります。

精読するときの注意点

語彙の正確性を確認

スラッシュリーディング

語彙の正確性を確認

英検1級を受けるレベルの人であれば大体の語彙や文法は理解していると思います。

ですが、先ほども言いましたが、特に語彙では

「よく知っている単語だけど違う使われ方をしていた」

ということがあり、そのため読み進めていてちょっとずつ意味がずれていって最終的にふわっとした理解になってしまうことがあります。

精読するときには、解答の和訳と照らし合わせて語彙の意味をしっかり確認するようにして下さい。

スラッシュリーディング

精読するときには文構造を正しく理解するためにスラッシュリーディングをするようにします。

SVO/を基本としてスラッシュを入れていきます。

あまり細かく「主語/動詞/名詞」と入れていってしまっては全体がうまく捉えられないので、文のまとまりを意識してスラッシュを入れるようにします。

長文になってくると主語がものすごく長い場合があります。

その場合は主語の後ろにスラッシュを入れてOKです。

関係代名詞が出てきたらどこまでが関係代名詞なのか【】などで括って分かりやすくします。

文章の展開の仕方を学ぶ

先ほども言ったように、英検1級などで使われるきちんとした英語の文章には「文章の展開の仕方」というものがあります。

そうした文章の流れを掴むのに助けになるのがディスコマーカーです。

上記でも少し触れましたが、文章の流れが変わるときに出てくるのでこういった語句に注意しながら読むことで文章全体の流れが取りやすくなります。

復習&音読

精読を終えたら何度も復習し音読までしっかりやります。

精読は下準備なので、復習と音読をここでしなければせっかくの下準備が無駄になってしまいます。

精読で終わらずにぜひ復習と音読までしっかりやってくださいね。

そうすることで英語を英語のまま前から理解できるようになり速読にも効果を発揮します。

あおい

何度も繰り返すうちに負荷も下がってくるので学習も進めやすくなりますよ♪

多読

精読をして文章の展開の仕方を学んだらたくさんの英文に触れるようにします。

学んだことを実践することで「使える知識」として身についていきます。

さらに多読をすることで「長文への慣れ」も身につくので試験本番で長文を読み疲れてしまうということがなくなります。

色々な分野の英文を自分で探して選ぶのは大変だと思います。

一番手っ取り早いのは英字新聞です。

英字新聞であればアカデミックな内容からカジュアルな内容まで取り扱っているので、自分で苦労して探してくる必要がありません。

週刊のものもあるので一週間で読み切るつもりで進めれば苦にもなりませんし、一日でそこそこの英文に触れることができるのでおすすめです。

英検1級合格のために英字新聞を利用している人は多いです。

私も英字新聞は今もずっと購読していますが、英検1級合格もTOEIC900超えも英字新聞なしではもっと時間がかかっていたと思います。

英検1級リーディング対策

英検1級の長文の具体的な解き方

やり方

ここからは英検1級の長文の具体的な解き方についてお話していきます。

大問2の解き方

大問2は穴埋め問題です。

長文に空所がありそこに入る語句を選択肢から選びます。

大問2では設問の先読みは必要ありません。

大問2の解き方

①タイトルを読む

②段落ごとに解答していく

①タイトルを読む

大問2では、ほとんどの問題は空所まで読めば答えが分かるように作られています。

もし、空所まで読んでも選択肢を選べない場合は答えとなる根拠を読み落としている可能性があるのでもう一度目を通してください。

気を付けたいのは空所の前後だけを読んで解答することです。

英検の長文は空所の前後を読むだけで答えられる問題はほぼないと思って間違いありません。

なので全部読んで段落ごとの内容を理解する必要があります。

②段落ごとに解答していく

大問2では各段落ごとに問題が振り分けられています。

そのため、全文一気に読んでから解答していくというより段落ごとに解答していくことをおすすめします。

大問3の解き方

大問3は内容一致問題です。

大問3では設問の先読みをします。

大問3の解き方

①タイトルを読む

②設問を読む

③文中のキーワードに注意

①タイトルを読む

まずタイトルを読んで

「こういった内容が書かれているんだな」

という意識を持ちながら読み進めていきます。

②設問を読む

設問を読んでこれから問われることを意識しながら読み進めます。

段落と設問がセットになっていることがほとんどなので、ひと段落ずつ読みながら解答していきます。

③文中のキーワードに注意

設問を読んだら文中に出てくるキーワードとなりそうな語句を意識しながら読み進めます。

人名

時代

場所

etc・・・

など、意識しながら読み進めていってください。

英検1級の長文を攻略して合格へ!

空

今日お話しした内容を読んでも、実際にどう学習を進めればいいか悩んでしまう方もいるかもしれません。

長文に関しては「長文の読み方」や「英文解釈」などを書籍で先に学習して知識を入れてから過去問を解いたりして応用していくのが一番効率がいいと思います。

私が英検1級合格までに使った書籍をまとめた記事があるので、そちらも良ければ参考にしてみてください。

今日お話しした改善策を効率よく学べる参考書を紹介しています。

book

独学での学習に不安がある人はオンライン英語コーチングの利用もおすすめです。

おすすめはワールドトークです。

ワールドトークの講師はほとんどが英検1級取得済みの日本人講師です。

分からないことを聞いたりや文法的な説明を聞いたり、そういったこと全てを日本語で行うことができます。

質問するときに

「どうやって英語で言うんだろう?」

と考える必要がないので効率的に学習を進めることができますよ。

あおい

英語コーチングの中では費用も比較的良心的なのもおすすめポイントです。

英検1級合格を目指すならワールドトーク

最後までお読みくださってありがとうございました。

あなたの英語力アップのお手伝いが出来れば嬉しいです。

これからも一緒に英語学習頑張っていきましょうね!

ブログランキング・にほんブログ村へ
ABOUT US
あおい
主婦。子供二人。遅咲きの英語学習者。 英検1級合格、TOEIC905点取得。英語学習を再開したのが遅かったためたくさん遠回りもしました。これから学習する人に最短で無駄のない学習ができるよう、自分の経験から得たヒントやコツを紹介したいと思います。一緒に楽しく英語学習を継続していけたらと思います。