こんにちは、あおいです。
英語を勉強を始めると気になるのが英語の資格ではないですか?
パッと思いつくのは英検かTOEICですよね。
では、勉強を始めたばかりだとどちらを目指すのがいいんでしょう?
私個人的な意見だと勉強を始めたばかりならTOEICを受けるほうが効率がいいです。
後述しますが、TOEICは受験するチャンスが多く、試験料も英検より安いです。
しかも、TOEICはリスニングパートで点数が取りやすいという点もあります。
TOEICの点が取れるとモチベーションにも繋がりますよね。
でも、初心者の方でも仕事で受けなければならない、就職のために必要だ、と切羽詰まった状況でないのなら英検を受けるのも一つの選択肢です。
実際私は第一子が1歳になった時に英検準1級の勉強を始めました。
そして、今英語のレベルが中級者くらいの方なら断然英検を受験することをおすすめします。
では、英検とTOEICの具体的な違いと、レベルによって受けるべき試験を変える理由を見ていきましょう!
試験内容
英検の試験内容
英検は、英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)を測る試験です。
一次試験と二次試験があり、二次試験はスピーキングのテストになります。(二次試験は3級から行われます。)
試験の内容も日常からビジネス、アカデミックな内容まで幅広いトピックから出題されます。
TOEICの試験内容
TOEICはリスニングとリーディング2つのパートから構成された試験です。
(TOEICの中にはスピーキングとライティングを測る試験を含め全5種類あります。)
解答形式は全てマークシートです。
試験内容は日常会話やビジネスでの内容が多いです。
開催回数
TOEICの開催回数と受験料
TOEICは1年間に10回開催されています。
※2023年時点
開催される月は、2月と8月以外の全10回です。
地域によっては10回開催されない地域もあるようです。
受験する際は公式ホームページで確認してみてくださいね。
TOEICの受験料は7,810円(税込)です。
※2023年3月時点
TOEICは受験料の改定を何度か行っています。
値上がりする前に目標の点数達成したいですよね!
私は値上がりする前に絶対900超えしたくて慌てて受験した一人です。
(^-^;
英検の開催回数と受験料
英検の開催回数は年3回です。
TOEICに比べてだいぶ少ない印象ですよね。
一次試験を合格した人だけ二次試験に挑めます。
一次試験と二次試験は日程が別なので、予定を組んで対策できますね。
英検の受験料は級と受験を本会場でするか準会場でするかによって変わります。
独学で英語を勉強されている方は個人で申し込みして受験される方がほとんどだと思います。
個人で申し込まれる方は本会場での受験となります。
2級 8,300円(税込)
準1級 9,700円(税込)
1級 11,700円(税込)
うぅ、それにしても英検1級、受験料高いですね!
でも英検はライティングもスピーキングも含まれてこの金額なので、TOEICで4技能のテストを受けることを考えると別々で2種類受けなければならないので英検の方が断然お得です。
英語学習始めたばかりならTOEICがおすすめ!
ここからは私が英語学習をしていて個人的に感じた感想ですが、英語を勉強し始めた人なら最初に受ける試験はTOEIC受験がおすすめです。
合格・不合格がないからモチベーション維持しやすい!
TOEICには合格・不合格はありません。
点数でのみ評価されるので、点数の上がり下がりで多少ヘコむことはあるかもしれませんが、英検のように「不合格!」と言われるよりも精神的ダメージが少なく済みます。
英語学習を継続していく上でモチベーション維持は大事な要素の1つです。
「不合格!」と言われると、それはもう!
ダメージ結構でかいです。 (^-^;
私は英検1級の一次試験一度落ちてるんですね。
2日程立ち直れませんでした。メンタル豆腐なもんで。 (^-^;
それに比べてTOEICは試験への慣れや会場の状況なので多少の点数の上がり下がりはあるものなので、点数が少し落ちても色々言い訳できます!(笑)
とにかく英語を始めた頃は学習を継続させることが最重要課題なので、言い訳でもなんでも、自分が落ち込み過ぎずに頑張れるTOEICが1番おすすめです。
開催回数が多く比較的受験料も安い
先程見て頂いたように、TOEIC は英検よりも受験料が安く開催回数もとても多いです。
開催回数が多いということはそれだけ点数を上げるチャンスが多いということ。
今月思うような点数が取れなかったとしても何ヶ月間頑張ってこの月にもう一度受験してみよう!と、短期間での目標設定が可能です。
受験できる機会が多くなるとそれだけ場慣れもします。
もちろん毎回同じ会場で受けられるわけではありませんが、多くの受験者に囲まれて受けるという状況はどこの試験会場でも変わりません。
特に久しぶりにこういった資格試験を受けられる方は、何度か受けて場慣れすることが実力を存分に発揮するためにも重要になってきます。
TOEIC は試験対策がしやすい!
TOEICは英検に比べて試験の内容が限られています。
主に日常的な事柄やビジネスに関する事柄が試験内容として出題されます。
英検と違ってライティングもありませんし、対策がしやすいです。
しかもTOEICはリスニングパートで点数がとりやすいという利点もあります。
そのため、点数が上がることでモチベーションアップにも繋がります。
英語中級者は絶対英検がおすすめ!
ここで私が言っている英語中級者というのはTOEICでいうと700点〜を指しています。
これくらいの点数が取れるようになると英語の基礎は出来上がっている状態ですよね。
それなら是非英検にチャレンジしてみてください!
自分のレベルに合った試験を受けられる
TOEIC では初心者も中級者も同じ試験内容で受験します。
その点、英検では級ごとに分かれているので自分のレベルに合った級から受けられます。
そうすることで順序よくステップアップすることができます。
英語中級者になるとTOEICでそれなりの点数が取れるようになってきているはずなので、TOEICの点数だけに固執するのは少しもったいない気がします。
もちろんTOEICで高得点を取ることは素晴らしいことです。
でも、様々な英文に触れることで英語力そのものを底上げすることができるので、結果的にTOEICの点数にも繋がりやすくなります。
なので、英語中級者になってきたらぜひ一度英検にチャレンジしてみて欲しいです。
4技能をバランスよく学べる
英検はTOEICと違って4技能を測るテストです。
私が最初に準1級を受験しようと思ったのもこのためです。
いくらTOEICで800点、900点と高得点を持っている人でもスピーキングとなるとさっぱりダメ、という方も多いです。
私は英語は使えてナンボだとずっと思い続けていたので、スピーキングテストのある英検をメインに勉強してきました。
TOEICにもスピーキングとライティングを測るテストはあるのですが、リスニングとリーディングのテストと合わせて受けるより英検で受ける方が値段も安いですし対策もしやすいです。
英検の一次試験のライティングで出題される内容は二次試験で問われるスピーキングの内容ととてもよく似ています。
なので、英検一次試験のライティングの対策をするときに口に出す練習もしておけば、そのまま二次試験のスピーキングの対策にもなるということです。
なので、個別に対策するというよりは、英検の一次試験の延長線上に二次試験があるというイメージです。
英語力の底上げができる
先ほども言いましたが、英語力の底上げをするのには色々な英文の触れることが大事です。
私はTOEICを初めて受けるとき、TOEICの公式問題集などの他に英語学習者用の英字新聞(The Japan Times Alpha)を読んでいました。
そのおかげで受験一回目でありながら865点という高得点が取れたと思っています。
さらに英検1級合格後、私は燃え尽き症候群のようになってしまい、TOEICの勉強をほとんどできませんでした。
それでもたった2週間ほど対策しただけで挑んだにもかかわらず、905点を取ることができました。
英検は幅広い内容から出題されます。
特に1級はアカデミックな内容が多いため、色々な英文を読んだり聞いたりする練習がたくさん必要になってきます。
実はそれが英語力の底上げにつながっています。
TOEICで700~800点くらいで頭打ちになってなかなかそれ以上取れることができない、という方もぜひ、少し勉強の内容を変えてみることをおすすめします。
まとめ
英検とTOEIC、どちらを受けるかは悩ましい問題ですよね。
どちらも素晴らしい試験ですし履歴書にも書ける資格試験です。
でも、効率よく英語学習を進めるなら、勉強を始めたばかりの人ならTOEICの受験をおすすめします。
英語中級者、TOEICで700点を超えた方はぜひ英検を受験するのを検討してみてください。
英検準1級や1級を受験したあとにTOEICの学習に移行すると、すごく英文が読み易くなっていることに気付くと思います。
英語学習の道のりは誰にとっても長いものです。
息切れせずに末永く頑張れるように自分に合った方法を模索していきましょう。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!