こんにちは、あおいです。
突然ですが、あなたは英語学習に「暗唱」取り入れてますか？
暗唱はインプットとアウトプットを同時に行える最高の練習法なんです！
もしまだなら、ぜひこの記事を読んですぐにでも取り入れてくださいね。
- 暗唱のすごさが分かる
- 具体的なやり方が分かる
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC９０５点。
→私が「半年でTOEIC８６５点取った方法」はこちらにまとめています。
暗唱って？
暗唱とは、簡単に言うと文章を暗記してそれを見ずに口に出すことです。
日本語だと、読んだ文章や誰かが言ったことをその場で繰り返すのはとても簡単です。
でも、英語でいざそれをやってみようと思うとこれがなかなか難しいんです！
その負荷の高さから、しんどくて続けられない人も多いかもしれません。
でも、暗唱は負荷が高い分、その恩恵もすごく大きいです。
暗唱がどうしてそんなにすごいのか、順番にお話ししていきますね。
暗唱のすごさ
リスニングに効く
私が暗唱で受けた一番大きな恩恵はリスニングの向上でした。
暗唱では同じ音声を何度も聞きます。
そのため、自分が聞き取れなかったところを何度も繰り返し聞いて練習することになります。
自分が聞き取れなかった理由が分かるため、暗唱で練習しながら修正することができます。
私は暗唱を１日１時間（平日のみ）練習して、リスニング力が伸びました。
大体２か月～２か月半くらいで効果を実感しました。
リーディングに効く
英語を読んだり聞いたりするうえで大切なのは「英語の型」を知ることです。
簡単に言うと文法ですね。
英語の文の型は大まかに分けて５つです。
この「型」を覚えると英語を読むとき格段に文章の理解がしやすくなります。
主語、動詞、目的語などの位置が分かるので、次に来る単語の品詞の予想がつくようになります。
そうなると頭の中で英語の型の回路が出来上がるので、読んだ順番に理解することが出来るようになるんです！
英語を勉強している人なら誰しも目指したいところですよね。^^
スピーキングにも効く
暗唱することで色々な表現を暗記することになります。
繰り返すことで定着すると、自分が英語を話すときにその表現が使えるようになります。
決まったフレーズや、熟語などのチャンク（単語のかたまり）を記憶することで表現にも幅が出ます。
暗唱は基本的に声に出して練習するので、発音やイントネーションも身につきますよ。
具体的なやり方
慣れてない人向け
まず、暗唱する英語の文章を用意してください。
スクリプトと音声つきのものを準備してくださいね。
精読する
暗唱したい文章をまず精読しましょう。
文構造や単語の意味、発音やアクセントまで、文章の意味が理解できるように全て確認してください。
ちょっと面倒な工程ですが、英語学習でここは絶対に外せません。
ここを終えたら基礎作りは完了なので頑張ってください！
一通り聞いてみる
精読し終えたら、発音やアクセントの確認のために一度音声を聞いてください。
このとき、英語の型を意識して聞いてくださいね！
どれが主語でどれが動詞か、意識することで暗唱が楽になります。
暗唱してみる
まずは一文全部でなくてもいいです。
区切りやすいところで区切って暗唱してみましょう。
音声を聞きながらしてくださいね。
難しいようであればスクリプトを見ても構いません。
英語の型を意識するのを忘れないでくださいね！（しつこいって？^^; ）
５回～１０回練習する
大体目安ですが、５回～１０回暗唱してみてください。
嫌になってしまうと継続できなくなるのでこれくらいの回数が良いと思います。
２日に分けて１日５回でも大丈夫ですよ。^^
１日１回では効果は感じにくいので、最低でも１日に５回は練習してくださいね。
余裕があればシャドーイング
余裕があればシャドーイングもしてみましょう。
音声を聞きながら影のようにあとからついて口に出してみてください。
精読もして、暗唱もしたあとなので楽にできるはずです。
もちろんここでも型の意識は忘れずに！
中級者～向け
中級者の方は英語の型がすでに頭に入っていると思うので、少し負荷をかけて練習していきましょう。
しんどいですが、ここを頑張れば英語力アップに大きく貢献してくれます！
頑張りましょう！^^
音声を聞く １回目（内容理解）
まず、スクリプトを見ずに音声を聞いてください。
１回目は意味を取ることに集中して下さい。
分からない単語があっても大体の意味がつかめればOKです。
音声を聞く ２回目（型を意識）
スクリプトはまだ見ないでください！
２回目は型を意識しながら聞いてください。
この後、暗唱するので主語は何か、動詞は何が使われているかを意識して聞いてくださいね。
分からない部分があっても、型から大体の品詞を想像して聞いてください。
暗唱する
どうしても分からない部分のみ、スクリプトで確認してください。
では、暗唱してみましょう！
できれば１文まるまる、もしくは区切りのよいところまでを暗唱してみてください。
意味が取れていてもいざ自分で暗唱しようとすると、なかなか出てこなくないですか！？
大丈夫です。
繰り返し色々な文章で練習するうちに慣れていきます。^^
５回～１０回練習する
回数を重ねるごとに暗唱は楽になっていきます。
頭の中に英語の回路が出来上がるからです。
最低でも１日に５回は練習してくださいね。
シャドーイングする
最後の仕上げはシャドーイングです。
暗唱の後だとだいぶ楽に練習できると思います。
もちろんここでも型の意識は忘れずに！
５回～１０回シャドーイングしたら終了です。
さいごに
お疲れ様でした！^^
どうでしたか？
暗唱、きつかったですか？
私は最初、ひーひー言いながらやってました。^^;
でも、効果は絶大なので、ぜひ続けてやってみてください。
ここまで頑張ってくださってありがとうございました。
暗唱は決して楽な練習法ではありません。
それでも暗唱をやってみようと思われたのは、英語力をアップさせたいからですよね。
素晴らしいです！！^^
頑張ったあとは自分のことたくさん褒めてくださいね！
こんなしんどい練習法、挑戦しただけでもすごいです！
暗唱は、継続できれば必ずあなたの英語力アップに貢献してくれます。
どうかここでめげずにまた挑戦してみてください。
最後までお読みくださってありがとうございました。
あなたの英語力アップのお手伝いができたら嬉しいです。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね！
