社会人になってから「英語、もう一回ちゃんとやり直したいな…」そう思ったことはありませんか?
でも実際は、
こんな気持ちで、なかなか一歩が踏み出せない人も多いと思います。
結論から言うと、社会人が英語をゼロから独学でやり直すことは、まったく遅くありません。
大切なのは、「正しい順番で」「無理なく続けられる方法」を選ぶこと。
この記事では、
を、実体験を交えながら分かりやすく紹介します。
「もう一度、英語に挑戦してみたい」そう思っている方のヒントになればうれしいです。
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。
社会人が英語を独学で始める前に知っておくこと
社会人が英語を独学で始める前に、知っておいてほしいことがあります。
それは、学生の頃と同じやり方をしなくていいということ。
テストの点数を取るための勉強と、「使える英語」を身につける勉強は別ものです。
また、毎日1〜2時間の勉強時間を確保できなくても大丈夫。
社会人の場合は、短い時間でも継続することの方が大切です。
そしてもう一つ。
英語学習は、最初から完璧を目指さなくてOK。
間違えながら、止まりながらでも、続けていれば必ず前に進めます。
社会人が英語をゼロから独学でやり直す具体的な勉強方法

ここからは、社会人が英語をゼロから独学でやり直すための具体的な勉強方法をご紹介します。
「何から手をつければいいのか分からない」「学生の頃の勉強法が通用する気がしない」そんな方でも取り組みやすいように、順番とポイントを意識してまとめました。
① 英単語の勉強
英語学習をやり直すうえで、避けて通れないのが英単語です。
「単語が分からない=英語が分からない」ではなく、「知っている単語を思い出せない」だけ、ということも多いです。
とはいえ、いきなり難しい単語帳を丸暗記する必要はありません。
まずは、中学レベルの基本単語からで十分です。
社会人のやり直し英語では、
を「使える状態」にしていくことが大切です。
単語を覚えるときは、意味だけでなく音も一緒に覚えるようにしましょう。
音声を聞きながら声に出すことで、後のリスニングやスピーキングにもつながっていきますよ。
② 文法の勉強(中学英語を土台にする)
英語をゼロからやり直す社会人にとって、文法は「完璧を目指すもの」ではありません。
英語の語順に慣れるための土台だと思ってください。
学生時代のように、
必要はありません。
社会人のやり直し英語で大事な文法レベル
目安はとてもシンプルです。
これだけで、リスニングやリーディングの理解度は一気に上がります。
文法学習で意識したいポイント
やり直し英語では、「なぜそうなるか」を深掘りしすぎないのがコツです。
✔ 文の型(語順)を見る
✔ 主語と動詞を意識する
✔ 完璧に理解しようとしない
分からないところがあっても、止まらずに次へ進むことの方が大切です。
文法は「インプット用」と割り切る
文法は、話せるようになるための準備段階です。
この時点で「文法を説明できるようになる」必要はありません。
「なんとなくこの形、見たことあるな」くらいでOKです。
学習を進めていく中で、リスニングやスピーキングと一緒に少しずつ定着していきますよ。
文法が苦手=英語が向いていないではありません。
多くの社会人は、学生時代に「分からないまま進んだ」だけです。
やり直しでは、理解できるスピードで進めばそれで十分ですよ。
③発音の学習(後回しにしない方がラク)
やり直し英語学習では、できれば遠回りはしたくないですよね。
効率よく学習を進めたいなら、最初の段階で英語の「音」に少し触れておくことは、実はかなり大きな意味があります。
というのも、発音は
という特徴があるからです。
「発音=難しそう」「ちゃんとできる自信がない」と感じて、後回しにされがちですが、最初に基本だけ押さえておく方が、結果的にラクなんです。
発音を先にやると、実はメリットが多い
発音を先に知っておくと、
といったメリットがあります。
完璧に発音できる必要はありません。
まずは「英語には日本語にない音があるんだな」「この単語、こういう音で読むんだ」と知っておくだけで十分です。

英語の正しい音を知ることでリスニングやスピーキングにも役立つので、英語学習が加速しますよ。
ここでは“基礎だけ”でOK
この段階でやる発音学習は、本格的なトレーニングではなく、
といった超基本だけで問題ありません。
発音は、最初に少し触れておくだけで、その後の学習がスムーズになります。
英語学習において発音がなぜ大切なのか、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
④ リスニングの勉強(「聞き取れない」を当たり前にする)
社会人のやり直し英語で、一番つまずきやすいのがリスニングです。
「全然聞き取れない…」「自分には無理かも…」そう感じる人が本当に多いですが、これは能力の問題ではありません。
リスニングができない本当の理由
多くの場合、原因はこの3つです。
つまり、やり方が合っていないだけなんです。
社会人のリスニングは「易しすぎる」くらいでOK
やり直し英語では、自分のレベルより少し下の音声を使いましょう。
目安は、
これくらいでちょうどいいです。
「全部聞き取れるようになるまで次へ進まない」という考えは、今日で捨ててくださいね。
おすすめのリスニング素材の考え方
✔ 英語学習者向け
✔ スクリプト(文字)が見られる
✔ 無料 or 手軽に続けられる
この条件を満たしていれば十分です。
特に初心者向けのニュースや読み上げ音声は、英語のリズムや音に慣れるのにとても向いています。
スキマ時間を使うのが社会人の正解
リスニングは「机に向かって勉強するもの」じゃありません。
こういった耳だけ空いている時間に流すだけでOK。
最初は聞き流しでも大丈夫です。
繰り返し聞くうちに、「あ、この単語聞いたことある」という感覚が少しずつ増えてきます。
英字新聞やニュース英語との相性も◎
英語学習に少し慣れてくると、「教材っぽい英語」よりも実際に使われている英語に触れたくなるタイミングが来ます。
そこで選択肢の一つになるのが、英字新聞やニュース英語です。
英字新聞には、映画・音楽・カルチャー、コラムやエッセイなど、日常に近い話題で読みやすい記事も意外と多くあります。
またニュース英語は、すでに日本語で知っている話題が多く、内容を想像しながら聞けるのが特徴です。
世界の動きも同時に知れるので、社会人にとって取り組みやすい素材と言えます。
リスニングで一番大切なこと
それは、「聞き取れない自分」を責めないこと。
リスニング力は、気づいたら伸びているものです。
昨日より少し聞き慣れた。
それだけでも、ちゃんと前に進んでいますよ。
⑤ スピーキングの勉強(独学でもできる)
リスニングの学習が少しずつ進んできたら、次はアウトプットとしてスピーキングにも触れていきましょう。
「話す」と聞くと、いきなりオンライン英会話を思い浮かべる方も多いですが、実はお金をかけなくてもできるスピーキング練習はたくさんあります。
まずは「英語で考えるクセ」をつける
最初におすすめなのは、日常の中で「これ、英語でなんて言うんだろう?」と考えることです。
こうした何気ない行動を、頭の中で英語に置き換えてみてください。
分からない表現は、その場で調べてOKです。
今は検索すれば、ネイティブやバイリンガルが自然な言い回しをたくさん教えてくれます。
声に出すことが大事
調べたフレーズは、独り言のように声に出して何度も言ってみるのがポイントです。
そのフレーズを使う場面を思い浮かべながら、感情を込めて口に出すと、記憶にも残りやすくなります。
「正しいかどうか」よりも、口を動かすことに慣れることを意識してくださいね。
慣れてきたら会話の練習へ
ピーキングは、正直一人では限界があります。
頭の中で分かっていても、実際に声に出してみると「あれ?出てこない…」となることが多いからです。
なので、少し話すことに抵抗がなくなってきたら、オンライン英会話に挑戦してみるのも一つの方法です。
最初は日本語で確認できる環境があると安心ですが、すべて日本人講師である必要はありません。
私はアウトプットの場として学研のkiminiオンライン英会話
を使いました。
教材を事前に確認できるので、「何を話せばいいか分からない」という不安が少なく、ブランクがあっても始めやすかったです。
社会人が英語学習を継続させるコツ

大人になってからの学習は、時間もないうえに、仕事や家庭のことで毎日いっぱいいっぱい。
「やろうと思ってたのに今日は無理だった」「気づいたら数日あいてしまった」そんなこと、正直よくあります。
だからこそ、最初から気合を入れすぎないことが、社会人の英語学習ではとても大切です。
ここでは、私自身がやってきて「これは続けやすかったな」と感じたポイントをお伝えします。
① 目標・目的を決める
やり直し英語でいちばん大事なのは、「なんのために英語をやるのか」を最初に決めることです。
正直、ここを決めないまま始めるとかなりの確率で迷子になります。
今日は単語、明日は文法、次はアプリ…。
気づいたら「結局、私は何ができるようになりたいんだっけ?」ってなるんですよね。
でも、目的がはっきりしていると違います。
たとえば
こうした小さくて現実的な目的でも十分です。
目的が決まると、「今日は気分が乗らないな…」という日でもやめる理由より、続ける理由のほうが残りやすくなります。
それに、目標が違えば選ぶ勉強法も変わってきます。
全部を完璧にやろうとしなくていいんです。
まずは「私は何のために英語をやり直すんだろう?」ここだけ、少し時間をとって考えてみてくださいね。
②100%を目指さない(完璧を求めない)
私たちは学生時代、テストのための英語を長く続けてきました。
単語の綴りを一つ間違えただけでバツ。
語順を少し間違えただけでもバツ。
その経験があるから、「間違えたら恥ずかしい」「ちゃんと言えないなら話さない方がいい」と無意識にブレーキをかけてしまいがちです。
でも、実際に英語を使う場面では完璧さはそこまで求められていません。
文法が多少おかしくても、単語が足りなくても、伝えようとする姿勢があれば会話は成立します。
むしろ、完璧を求めるあまり発言できなくなることや、「自分は英語ができない人間だ」と思い込んでしまう方が、英語学習にとっては大きなマイナスです。
英語学習に失敗はつきものです。
間違えるからこそ「次はこう言えばいいんだ」と気づけますし、その積み重ねで少しずつ話せるようになっていきます。
気にしすぎず、60点くらいで十分。
まずは口に出してみることを大事にしてみてください。
ちなみに、日本人はお酒を飲んで英会話をすると普段より饒舌になる、という話を聞いたことがあります。
お酒が入ることで「間違えたらどうしよう」というブレーキが外れ、いい感じに肩の力が抜けるからだそうです。
英語学習も同じで、少し力を抜いた方が、意外とうまくいくものですよ。^^
③時間より「頻度」を大事にする
社会人になると、「今日はしっかり1時間やろう」と思っても、仕事や家のことに追われて結局できない日もありますよね。
それが続くと、「またできなかった…」と自己嫌悪になってしまいがちです。
でも、英語学習で本当に大事なのは勉強時間の長さよりも、触れる回数です。
5分でも10分でもいいので、「英語に触れる日を増やす」ことを意識してみてください。
これだけでも、英語との距離は確実に縮まっていきます。
長時間まとめてやろうとするより、短くてもいいから頻繁に触れる。
それが、忙しい社会人には一番続きやすい方法です。
④英語学習は「生活に組み込む」
英語学習が続かない一番の理由は、「わざわざ時間を作らないといけない」ことです。
だからこそおすすめなのが、英語を生活の一部に組み込むこと。
たとえば、
このくらいの感覚で十分です。
ここで相性がいいのが、英字新聞やニュース系の英語。
ニュースと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、英字新聞には、
など、意外と読みやすい記事も多くあります。
また、ニュース英語はすでに日本語で内容を知っている話題が多いため、「何の話か想像しながら読む・聞く」ことができます。
英語の勉強として構えすぎず、情報収集のついでに英語に触れるくらいの距離感が、長く続けるコツです。
その点、The Japan Times Alpha J
のような英字新聞は、日本のニュースを英語学習者向けにやさしくまとめてくれているので、「勉強しなきゃ」という気持ちになりすぎずに取り入れやすいです。
Alpha J は中学生向けの英字新聞ですが、英語を一度学んだことがある社会人のやり直し英語にも、実はとても相性がいいと感じています。
難しすぎない語彙と短めの記事構成なので、「久しぶりに英語に触れる」という段階でも、無理なく読み進められます。
毎日すべての記事を読む必要はありません。
見出しを眺めたり、気になる話題だけ読むくらいで十分です。
英語の勉強として構えすぎず、情報収集のついでに英語に触れるくらいの距離感が、長く続けるコツです。
定期購読の方が料金的にはお得ですが、いきなり続けられるか不安な方は、まずは1か月だけ試してみるのもおすすめです。
Alpha J は隔週で届くので、1か月といっても届くのは2紙だけ。
「これなら続けられそうかも」と感じられるかどうかを確かめるには、ちょうどいいボリュームだと思います。
英語を生活の中に少し混ぜる。
そのくらいの感覚で、無理なく続けていきましょう。
大人になってから英語を学び直すあなたへ

大人になってからの英語学習は、不安に感じることも多いと思います。
時間は本当に取れるのか。
勉強の習慣がない今、きちんと続けられるのか。
でも、安心してください。
何かを学び始めるのに、遅すぎることはありません。
「今日が一番若い日」とよく言いますが、これは本当にその通りだなと感じます。
英検やTOEICの試験会場に行くと、仕事を退職されたような方や、人生の大先輩と思われる方がたくさん受験されています。
私自身も、英検の面接の帰りに、退職後に英語学習を始めた男性と、面接の話をしながら一緒に帰ったことがあります。(もちろん初対面です。^^;)
韓国のことわざに、「始まりが半分だ」という言葉があります。
始める前は迷ったり悩んだりして大変ですが、一歩踏み出せた時点で、もう半分は進んでいる
という意味です。
完璧じゃなくていい。
遠回りでもいい。
大切なのは、「もう一度やってみよう」と思えたその気持ちです。
あなたの英語学習を始めるきっかけ、そして続けていく後押しができていたら嬉しいです。
最後までお読みくださってありがとうございました。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!
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