プロフィール

※当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

英語が聞き取れないのは耳が悪いからって思ってる?上達のコツはこれ。

耳が悪いんじゃない

英語学習を始めたらいつか必ずぶつかる壁・・・そう、

「英語が全然聞き取られへん・・・」

これを読んでる人の中にはこう思ってる人もいるんじゃないでしょうか。

「私は耳が悪いんやわ・・・。」

うー、その絶望、めっちゃ分かります!!

私もずっとそう思ってました。

「いや、だってスクリプト見たってそう言うてないし!」

そうなんですよ。。スクリプト見てもそう言ってるようには聞こえない。。

だから「自分の耳が悪いんだ」って思いこんでしまうんですよね。。。

でも大きな声で言わせて頂きます。

あなたの耳が悪いから英語が聞こえないなんてことはないです!!!

聞こえないのにはきちんと原因があります。

それを知って練習を重ねれば必ず聞こえるようになりますよ。

ちなみに私は今からお話する「一番大事なこと」を練習したおかげで英検1級合格、TOEIC900超えにまでなれました。

その「一番大事なこと」を今からお話させて頂きますね。

あなたが英語がクリアに聞こえるようになることを祈って!

本記事内容
  • 英語が聞き取れない原因は音を知らないから
  • 発音を学べば聞き取れるようになる
筆者プロフィール

Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。

結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。

育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。

現在、英検一級合格。

TOEIC905点。

→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。

英語が聞き取れないのは耳が悪いからじゃない

落ち込み

英語が聞き取れない理由にはさまざまな要因が絡んでいます。

だけど、一番大事なことは

「音を知らない」

ということです。

私たち日本人はカタカナで英語の発音を表記できる部分もあるため、ついついカタカナ英語に頼ってしまいがちです。

でも英語の発音は日本語のカタカナだけで処理できるものではないんですよね。

例えば、日本語の「ア」

日本人にとってはただの「ア」ですが、英語では「ア」の発音が5種類もあります。

(発音記号で表すと「ʌ」「æ」「ɑ」「a」「ə」)

日本語の音と英語の音で共通しているのは、たったの1割だけなんです。

えっ!?って感じじゃないですか?

「1割しか共通してないなら聞こえなくても当たり前じゃーん!」

って声が聞こえてきそう・・・。

そうなんですよ、カタカナ英語で英語の発音を理解しようとしても限界があるのはこのためなんですよね。

なので、英語学習を始めようと思ったら一番最初にとりかかって欲しいのが発音の勉強です。

海外のネイティブですら学校で一番最初に習うのが発音です。

カタカナ英語の弊害

私たちがやりがちなのがカタカナ英語で覚えてしまうことです。

英語の発音をカタカナ英語で覚えてしまうと実際に発音しても相手に通じません。

リスニングにおいても聞いたときに発音が違い過ぎて理解できないということになります。

例えば

フランスの首都パリの象徴的な名所エッフェルタワーですが、

これは英語の発音では実際には[áifl-ˈtaʊ.ɚ](アイフォルタウア)と発音されます。

※分かりやすいようにカタカナ表記しています

チョコレートで有名なGODIVAですが、こちらも実際には

[ɡəˈdaɪv]] ( ゴダイヴァ)と発音されます。

最初に発音の勉強をすると、発音記号を見ただけで正しい発音ができるようになるので覚え直す必要がありません。

覚える発音ルールはそんなに多くないので短期間で習得してしまうのがおすすめです。

知らない音は知っている音に置き換えてしまう

リスニングできない人の頭の中
リスニングできない人の頭の中

発音の学習ができていないと、このようにまず聞こえた英語をカタカナに変換します。

人間は知らない音は自分の知っている音に置き換えるという性質があります。

先ほども言ったように日本語と英語の音で一致しているのはたったの1割なので、ほとんどが知らない音で聞こえているわけです。

それを文脈に頼って自分の知ってる音に置き換えようとするので、英語を理解するのにとても時間がかかってしまいます。

特にナチュラルスピードでは頭の中の処理が追い付かず、結局何を言っているのか分からなかったということが起きてしまいます。

あおい

全部カタカナ英語で処理するのには無理があるんよね~。

英語の音を知っていればリスニングができる

リスニングができる人の頭の中

英語の音を知っている人が英語を聞くとこのようになります。

英語の音を理解しているので英語を聞いても発音で聞き分け瞬時に理解することができます。

発音記号を学び、理解し、自分で発音することでこの図のようにあなたも英語を英語のまま理解することができるようになります。

じゃあ、発音の勉強ってどうやればいいの?ってことなんですが、私が使ったのは「単語耳」という発音に特化した本です。

発音の種類はもちろん、イラストで発音するときの舌の位置や口の形を詳しく説明してくれてます。

シンプルな練習で基礎さえ押さえてしまえば英語の聞こえ方が劇的に変わるのを実感できると思います。

私はこれで学習したおかげでネイティブにも発音がきれいと褒められることが多くなりました。

あおい

発音は一回学んだらその後一生使えるから学び直す必要がないねん。

だから発音の習得は早ければ早いほど多くの恩恵を受けることができるでー♪

アルファベット

英語が聞き取れない他の原因

双眼鏡

発音が一番重要ではあるんですけど、それ以外にももちろん聞こえない原因はあります。

主にはこんな感じ。

英語が聞き取れない原因

・単語の意味を知らない

・文構造が理解できていない

・発音の変化を知らない

・スピードについていけない

・背景知識がない

単語の意味を知らない

まず、英単語は英語を理解するうえでとても大事な要素です。

リスニングをするにも自分がスピーキングをするにも英単語はとても大事ですよね。

単語の意味を知らなければ聞き取れなくて当然です。

落ち込まなくても大丈夫!^^

知らない単語に出会ったらその都度、どんどん覚えていきましょう。

単語を覚える時には、頭の中で意味を日本語に変換せずなるべくイメージで覚えていくと記憶に残りやすいですよ。

そうすることで英語を英語のまま理解するクセをつけていくことができます。

文構造が理解できていない

英語と日本語は文構造が全く違いますよね。

これが英語学習者を悩ませる問題の一つだったりします。

これを理解するにはやはり文法の勉強は欠かせません。

大人になってから英語の学習を始めた人は文法書で手っ取り早く復習を兼ねて習得してしまいましょう。

中学英語をある程度理解したあとは、いろいろな英文に触れて学びながら足りない部分を補っていけば大丈夫です。^^

英語の本

発音の変化を知らない

英語のリスニングを勉強しているときスクリプトを確認して

全然スクリプト通りに話してないじゃんっっ

って思ったことないですか??

私はあります。それはもう、何度も。笑

英語の発音には音声変化といって、様々な変化をします。

それらを理解するだけでも英語のリスニング力がぐっと上がりますよ。

単語同士がつながって発音される「連結」

一つ目の単語の最後の子音と二つ目の最初の母音は連結して発音されてしまうことです。

例えば

make it は 「メイク イット」ではなく「メイキッ」のようになります。

二つの音がつながって新しい音として発音される「同化」

例えば、

meet you は「ミート ユー」ではなく「ミーチュー」というように音がどうかして発音されます。

音が脱落する「リダクション」

音が省略されたり、省略されたように聞こえる発音のことです。

例えば

good は「グッド」ではなく「グッ」と言っているように聞こえます。

機能語が弱く、短く発音される「弱形」

前置詞、接続詞、助動詞などの機能語と呼ばれる単語は、文の中で意味の重要度が低いため弱く短く発音されたりします。

例えば

and は「アンド」ではなく「エン」と言っているように聞こえます。

あおい

色んな英語をたくさん聞いていくうちに聞き慣れてくるから大丈夫やでっ♪

スピードについていけない

英語を話す人のスピードって本当に早く感じますよね。

理解が追い付かない

頭の中がぐちゃぐちゃになる

そもそもこれは英語なのか!?

と頭の中がはてなマークでいっぱい!

なんて事もざらにありますよね。

英語はさっきもお伝えしたように、連結したり同化したりして思ってる以上にぐちゃっと縮まって発音されることが多いです。

さらに、英語の勉強を始めたばかりなら聞こえてきた英語を日本語に変換してしまうクセがついている人も多いです。

そんなことをしている間に音声がどんどん進んでしまって

あれ、結局何の話してたっけ?

となることも多いと思います。

そもそも、英文を読む時に返り読みしているという方はリスニングの内容を即座に理解するのは少し難しいかもしれません。

英語は前から順番に理解していくのが鉄則です。

これも練習していけば必ずできるようになりますよ。^^

多読と精読

背景知識がない

日本語でも知識のない内容や専門的な内容の会話は理解するのが難しいですよね。

英語だとなおさらです。

色んな国や地域では当たり前の文化でも、ある程度の背景を知らなければすっきり理解するのは難しいかもしれません。

TOEICのリスニング試験なんかでも、オフィスでの会話と家庭での会話では使われる単語も言い回しも変わってきますよね。

そういうものを一つ一つ、

✔こういう時はこういう言い回しをするんだな

✔こんな表現があるんだな

と頭に入れておくだけで会話の背景を推測できるようになっていきます。

そういうことを学んでいくにはできるだけたくさんの英語に触れる必要があります。

とっておきの勉強法は「英字新聞 を読む」です。

英字新聞って聞くと「自分にはまだ早いわ~」と思ってしまうかもしれませんが、日本語訳付きで文法の解説動画まで見れる英語学習者にとっても優しい英字新聞もあります。

英語力を上げるなら早いうちから英字新聞を取り入れておいた方がぜーーーったい良いですよ。^^(経験談)

英字新聞が読み切れなかった

英語が聞き取れないのは耳が悪いからじゃない!

キラキラ見上げる

リスニングができないのはあなたの耳が悪いからでは決してないです。

英語と日本語の発音の違いを知って発音練習を繰り返せば、聞き取れるようになるだけでなく自分の発音もきれいになります。

発音練習をしたあとはたくさんの英語に触れて英語力を爆上げしていってくださいね!

最後までお読みくださってありがとうございました。

あなたの英語力アップのお手伝いができれば嬉しいです。

これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!

英語耳と単語耳どっち

スポンサーリンク

ブログランキング・にほんブログ村へ