こんにちは、あおいです。
あなたは英語学習に「精読」と「多読」を取り入れていますか?
精読と多読を取り入れるバランスは難しいですよね。
限られた時間の中で効率よく精読と多読を取り入れるには、
そのバランスが重要になってきます。
私はその2つのバランスについてよく悩んでいました。
「精読は絶対必要だし、でも多読をおろそかにすると力もつかないし・・・。」
と悶々していた日々のことを思い出します。^^;
今回は精読と多読、どちらをどれくらい学習に取り入れられれば効果的なのか
私の経験をもとに英語学習者のレベル別にお伝えしていきたいと思います。
- 精読と多読が分かる
- 取り入れ方が分かる
- 注意点が分かる
Fラン大学卒。貿易会社で語学が出来ないのは自分だけ。
結婚後、退社するも英語が出来ないコンプレックスを解消するために英語学習再開。
育児の合間に猛勉強。英検準一級合格。
現在、英検一級合格。
TOEIC905点。
→私が「半年でTOEIC865点取った方法」はこちらにまとめています。
精読とは
まず精読とはどんなものか知っていますか?
精読とは
一つの文章を文法、発音、単語など細かいところまで完璧に理解することを目指した勉強法です。
精読は英語学習には必須です。
シャドーイングするにして、暗唱するにしても、精読なくして効果を得られることはありません。
一文一文を完璧に理解するまで読むので最初は時間がかかるかもしれません。
でも、それを繰り返すことによって英文の仕組みが分かり、リーディングだけでなくリスニングにも効果が出てきます。
精読は英語力を上げる土台となるものなので絶対に外せないステップです。
精読は慣れてくると短い時間でできるようになりますよ♫
多読とは
多読とは、
英文をたくさん読むことです。
そのままですね。(^-^;
第二言語を習得するためには多読は欠かせません。
アウトプットするときにインプットがなければ何も引き出せませんよね。
言語習得には大量のインプットが必要となるため、
多読は英語学習を飛躍させるために必ず必要な学習法です。
多読するときに本を選ぶ基準としては、
☑自分のレベルより少し低いもの
☑辞書なしで7~8割理解できるもの
を選ぶのがいいです。
精読…一つの文章を細かいところまで理解すること
多読…文章をたくさん読むこと
精読と多読のバランス
精読と多読のバランスですが、それぞれの英語力と目指すゴールによって変わります
TOEICなどの英語資格を目指していない初心者の方
中学英語の文法をまだ勉強中の方は初心者に分類させていただきますね。
ここがまだ完璧でない方は文法に力を入れることを優先させてください。
精読がほぼ100%で学習を進めていくと良いです。
文法が曖昧なままだと効果的な多読が難しいからです。
中学文法を一通り学ぶのにそこまで時間はかかりません。
一通り学習した後に多読に進む方が効果的です。
TOEICを目指す方 レベル:TOEIC700未満
TOEIC700点未満でTOEICの試験を受けられる方は、公式問題集や、TOEICに特化した問題集を全面的に勉強することをおすすめします。
TOEICの試験の形式に慣れることとと、TOEICでよく使われる単語やフレーズなどを重点的に勉強するほうが得点に繋がりやすいためです。
問題集で解けなかった問題などを精読して、シャドーイング、音読、暗唱を組み合わせることでTOEIC700点は必ず越えられます。
なので、このあたりでも精読100%で勉強を進めてください。
もし多読も取り入れるなら全体の10~20%にとどめておくのがおすすめです。
TOEICを目指す方 レベル:TOEIC700以上
TOEIC700点以上でTOEICで高得点を狙いたい方は、多読が必須になってきます。
800点の壁をなかなか超えられない方など、よくそういったお悩みを聞きますがこのレベルまでくると公式問題集だけよりも幅広いジャンルの英文を読む方が効果的になってきます。
これくらいのレベルになると問題集で分からない文法もだいぶ少なくなっていると思います。
とは言っても、シャドーイングや音読をする際には精読は必ず必要なので続けてください。
多読は全体の30%~40%くらいのバランスで取り入れてみてください。
私がTOEIC865点を取ったときは8カ月ほど英字新聞を購読しているタイミングでした。
英字新聞を読んでいなかったら800点を超えられていたかどうか分かりません。
注意点
精読は一つの文章をこと細かにきちんと理解することを目指した勉強法です。
そのため、精読であまりに時間がかかると気が滅入ることもあるかもしれません。
ですが、精読は土台作りです。
地盤がしっかりしていないと、どれだけ立派な建物をその上に建ててもいつ崩れるか分かりませんよね。
慣れていないと「しんどいな」と感じるかもしれませんが、やり続けているうちにコツが分かるようになりますよ。
精読は慣れてくるとそこまで時間がかからずにできるようになります。
しんどいのは最初だけなので少し頑張りましょう!
多読の注意点としては、「簡単そう」という理由で絵本を選びたくなるかもしれませんが絵本は意外と難しいものあったりします。
私が良く読んでいたのは子供向けの探偵シリーズでした。
使われる単語やフレーズなどが繰り返し出てくるので読み易いです。
挿絵も入っているので、情景を想像しながら読むことで単語やフレーズが記憶にも定着しやすいですよ。
精読と多読を極めて英語力を上げる!
精読と多読の学習法、どちらをどれくらい取り入れればいいのかという悩みは、私がかつてとても悩んだことでもありました。
どちらも英語学習には必須です。
効率よく取り入れることで必ず英語力は上がります。
バランスよく取り入れて、ぜひあなたの英語力をアップさせてくださいね。
- 初心者の方・・・精読100%
- TOEIC700未満・・・精読ほぼ100%、多読取り入れるなら全体の10~20%まで
- TOEIC700以上・・・精読しつつ多読30~40%
同じように悩まれているあなたの参考になれば、こんなに幸せなことはありません。
最後までお読みくださってありがとうございました。
これからも一緒に英語の勉強頑張っていきましょうね!
精読も多読も英語学習には必要みたいだけど、どれくらいすればいいの?